辞めればいいんでしょっ！

詳しくは書けないけど、

自分の落ち度を認めることなく他人を責め立てるっておかしくないか？

なぜごめんなさいが言えないのだろう。

「前にも同じようなことありましたよね。見落とさなければ大事にはならなかったのに、なぜ見落としたのですか？」と。

確かに正論だけど、

そもそもちゃんと作ればなにも起きないのだ。

見落とさなければ大事に至らないのと同じように、自分の仕事に責任を持てばなにも起こらない。

なにかが起きるときは運悪く監査もスルーしてしまったりする。

だから患者様に見せながら渡すのはとても大切で水際セーフなんてこともあったりする。

神様でも機械でもないからヒューマンエラーは避けられない。

「このあとどうする気ですか？」と聞かれた。
どうするもこうするも患者様に連絡を取り事実を把握し、最善策を講じるに決まってるじゃん。
当事者を責める前にやることあるだろう。

あれこれとうじゃうじゃ言う前にミスを認めて謝れっ、このヤロウっ。

「私は悪くない。あなたの監査がザルなのが悪い。なんのための監査なのかわかってるのですか？どこみてるんですか？」と。

慣れによる油断。
ちゃんと入ってると思い込んでしまい、中身の確認をしたつもりが実は入ってなかったのか、それとも数え間違えたのか…。

半分に割ったものが容器に2個残っていたと。

「え？うそっ。ちゃんと見たのになぜ？」

患者様を追いかけてみたがどこにもいなくて、あきらめて戻る。

ガーン、ガーン、ガーン。

潔くブレイン君に報告し指示をあおぐ。

「患者様に電話して事実を説明し、薬の数と空包の有無を確認していただき、不足分のお届けの手配をしなさい。」と。

ごもっとも。

が、しかし、何度TELしても留守で、留守電の作動なし。

夕方になり、ブレイン君が「あとはやるからあがっていいよ。」と。

スゴスゴと退散し、帰宅。

詰めの甘さが露呈した。

いろいろ言われているときに、

「あなたは薬剤師としての責務を果たしていない。いつもいい加減な仕事をしている。だからまたミスをおかした。」

そう言われているようで、地の底に叩き落とされた気がした。

「ちゃんとやってると思っていたのは気のせいだったのか。思い上がりもいい加減にしやがれ❗」自分で自分を責める。

もともと母親に言われるがままにここまで来たわけだから、

辞めればいいんでしょっ！

未練はなくはないけれど、

休み希望が叶えてもらえるのと日曜日と祭日と年末年始が休めるのが魅力だったけど、

憧れは遠くから眺めるのがベターなんだよね。

辞めよう。

夜な夜な悪夢を見て起きてるときよりも脈拍が早いのは相当ストレスがたまってる証拠。

責任をとって切腹するよりは別の居場所をみつけたほうがいいに決まってるじゃん。

いっそのこと思いきってドラッグストアアゲインもいいかもしれない。

そんな心を見透かすようにm3からまたまたお誘いが。

還暦に向けて準備を始めないと。

現状維持なのか、はたまた新天地を求めるのか。

この際だから就活にチャレンジしてみてもいいかも。

いろいろな仕事をしてみたけど、ドラッグストアとかの販売の仕事が好きだな。
病院の仕事も楽しかったけど、

調剤薬局の仕事はどうだろう。
何かあるとよってたかって罵倒されるから思うように仕事ができない。
他の人が同じことをしたとしても、

「混んでいたから」とか、あれこれ理由をつけて過誤扱いにはしない。

怒られたり叱られたりは当たり前だけど、罵倒する必要はないだろう。

限界を感じたのは数えきれないけど、
夜な夜なうなされるのでは精神衛生上およろしくない。
お金は欲しいけどなぜおとなしい人は罵倒されて、他の人は…。

世の中なんてそんなもの、と割りきろうとして頑張ってみたものの、

「体力の限界❗」(←千代の富士)じゃなくて、

「我慢の限界」。

仕事が辞められたらどんなにいいことか。
いじめ騒動さえなければなあ。
あんなことがなければ今頃は穏やかに暮らしていたかもしれないのに、

いつの世も正直者はバカを見る。

何を言われてもはねのける勇気とか、
何を言われても気にしない精神力があればいいのに、

どんなに小さいことでもものすごく気になるから、

生き辛い世の中だとしみじみ思う。