多忙でも身売りよりはまし

友だちが勤めている調剤薬局が突然、マツモトキヨシ調剤薬局になり、正社員はみなパートに格下げ、嫌なら辞めろと。

ってことはボーナスないし、給与もダウン？

青天の霹靂？

ブログを更新する余裕もないほど今、調剤薬局は窮地にたたされている。
ジェネリックの普及活動や消費税増税の煽りで大幅な収益ダウン。

少数精鋭のなのもとに倒れたもの負けみたいな過酷な現実。

でも、どんなに忙しくても買収されるよりはましだ。

巨大資本や大手チェーンは正当論など通用しない。信●堂がツルの店に買い取られたときに不採算店舗は見捨てられ、未だに当時のたたずまいのまま朽ち果ててしまっている。
あれから何年経ったのだろう？

信●堂の社員さんはほとんど残っていない。薬剤師も斬られていった。
一般パートもだいぶ入れ替わり、知らない人ばかりになってしまった。

調剤室には見知らぬ薬剤師。
ひまそうにしている。
処方せんはくるのだろうか？
ここは門前がはばをきかせているからおこぽれはほとんどないに等しい。
でも時代の流れを先読みしたのか…。

今調剤薬局を取り巻く環境は激動の渦のなか。M&Aの動きも加速し、ウエルシアはとっとと調剤併設路線を打ち出し、あのマツモトキヨシでさえ、調剤薬局マツモトキヨシなるものを立ち上げたみたいだ。

中には店構えと中の人をほとんど変えずにこそっと経営者がかわるケースもある。

大手チェーンによる吸収合併も盛んで…。

他人事だと思ってるあなた、明日は我が身かもしれませんよ。

そろそろ薬剤師は飽和状態になり、賃金の高いほうからリストラの危機。

ギザやばす。

生き残り、の前に、ポイ捨てされてしまうかも。

捨てられないように踏ん張らなきゃね。

リストラは一度でたくさんだ。

友だちは今ごろどうしているのだろうか。

システム入れ換えで一からのスタートだという噂。

データベースなしでの投薬は苦戦を強いられそうだ。

よそも大変そうだから、慣れないことはやめておこう。

さあ、明日も超ハード。
お風呂入って寝ないとね。