主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

薬剤師も十人十色ってか

2018年11月03日 10時14分10秒 | できごと

ココヤクなどのSNSで「炎上」することってありますよね?

顔が見えないからヒートアップしやすいのかもしれないし、日頃の鬱憤を晴らしたいのかもしれないし…。

でも…、「炎上」の本当の原因は文面から判断するので人によって受け取り方が異なるし、まるで自分が言われたかのように感じてしまってカチンと来たり…。

きょうだいや幼馴染みならば悪いところも含めて相手のことをよくわかってるかも知れないけど、かつて愛し合って結婚した夫婦でさえお互いのことが理解できずにいさかいが絶えなかったり、自分のことを棚にあげて相手のやることなすこと気に入らなかったりする。

ブレイン君やおばちゃん(←固有名詞)のことが嫌で嫌で現場から逃げ出したいと思ったことは数えきれない。
でも…。

円筒形の茶筒を普通に見れば円筒形だが、真上から見ると丸型、正面から見ると四角型。

飽食の時代、卵やバナナはどうでもいい存在(ゆうこは卵が苦手)だけど、戦後のものがない時代は風邪を引いたときなどしか食べられないご馳走だった。

昭和30年代以前父親は絶対的存在で大黒柱と呼ばれたが、今の家には建築方法が変わったので「大黒柱」は滅多に見られなくなったし、母親も働くので父親の存在とか権限は薄らいでゆき、離婚率が高くなってしまった。

子は宝、産めよ増やせよの富国強兵時代はとっくの昔に去り、母親も正社員として働くのが当たり前、子育てはじじばばか保育園や託児所。子供が熱を出せば早退しないといけないし翌日も熱が下がらなければ欠勤しなければならない。
祈る気持ちで胸が張り裂けそうになる。

子供は健康とは限らない。
夜泣きが激しい子もいればおとなしくて寝てばかりの子もいる。

ゆうこは保育園登園拒否児。
ヘタレなのでことある事に相手の間違いを訂正することができず、悪者になったり、説教されたり。50才過ぎたのに未だに自分の事になると意気地無し。

物事には理由がある。理由も聞かずに相手は判断し、意見を述べる。いや述べるというよりまくしたてる。

頭に血がのぼってると尚更。
互いに舞い上がってると収拾のめどがたたなくなる。

が、しかし人間という生き物はアダムとイブが禁断の果実を食べてから(お!久しぶり!アダムとイブ)愚かな生き物と化していてどんなに有名な人もすごいエリートも落とし穴に落ちるが如く。

人の不幸は蜜の味。

売られた喧嘩は買わなきゃ損。

なんて展開。

で、ついつい煽りたくなって火に油を注ぐ奴もいるから燃え上がる。

教室でも街中でも職場でも調剤室でもまさかのバトル展開っ!

いろいろあって転職を真剣に検討している今、全ての事が風景の一部と化している。
ブレイン君はいいところもたくさんあるし、数々の悲しい出来事を経験して優しくなった。ゆうこをベテランとして扱ってくれて苦手な最先端医療のトレーは率先してやってくれる。
でもおばちゃん(←固有名詞)は苦手というより許せないって感じ。

同僚に言われた。「ああいう人はね、自分の世界を生きてるの。何を言われても変わろうとしないし、自分は正しいと信じてる。まわりと協調する気がないのに気にしたら損するわよ。」と。

見えない、見えない。
聞こえない、聞こえない。

自分に言い聞かせても主任や社員さんを巻き込んでカオスな状況に。

この場から立ち去りたい。そう思ったが、薬局長も助手さんもたんたんと作業を続けてる。

「何をしてるの?あなたは何のためにここにいるの?」天使のゆうこがたずねる。

そう。ここは私の憧れの薬局。調剤室はテニスコートと同じで「聖なるところ」。
病める人や傷ついた人を救いの手をさしのべるのが医療従事者の努め。

ゆうこと同じ考えの人がたくさんいる。
助手さんは薬剤師免許がないけど医療従事者としての心得はちゃんとある。

誰かに評価してもらうために働いてるのではなく、自分でいかに納得いく仕事ができるか、なんだよね、
忘れるところだった。
友人ならそんないい加減なことは絶対にしない。

自分の居場所はどこか。
それを探すために転職も視野にいれる。

誰かが嫌だから、とか嫌なことばかりだからとかマイナスな事で辞めるのは嫌だ。
10年が目標だったのだからあと少しじゃないか。
10年の目標が達成できたとき、ゆうこは還暦を迎える。
夢だったドラッグストアに再度チャレンジするのか現状維持なのか。

透析患者様は何度も何度も顔を会わせるので自ずと顔見知りになり、いろいろと相談してくださる方が増えてきた。外来患者様は3ヶ月毎にも関わらず覚えててくれて(薬剤師はうじゃうじゃいるし助手もたくさんいる)。
「あなたの時に聞いてみようと思っていたの。」と薬剤師冥利に尽きるお言葉をいただいたり。

誰かのために何かをしたい。
人の笑顔を見るのが好き。
笑顔が消えた人の悩みを聞いてあげて心の荷物を少しでも減らせたらいいなあ、なんてね。

お節介が嫌だと思う人もいるから見極めが難しいけど…。
投薬時は五感を研ぎ澄まし、第六感も動員して誠心誠意を忘れずにどんな人にもわけへだてなく。

ドラッグストアでツルの会社の研修担当から教えられたことやビデオ学習はひとつも無駄にはなっていない。
接客の極意や仕事への取り組みかた、時間の使い方。
大手ドラッグストアはただ者ではない。
ゆうこは大学病院で半年間研修を受けてる。それも役にたってる。

一番役にたってるのは人生経験と自らの経験とお客様や患者様や同僚から教わったこと。同僚とは薬剤師だけではなく一般社員や一般パートさんや助手さんなどなども含めて。

辛い時期が長かったからこそ辿り着いた考え方かもしれない。
前薬局長に教えられたこと、それは
「プロがプロらしくなるためには経験を積んでいくしかない。トライアンドエラーの繰り返しも必要。ミスを嘆くのではなく次につなげていく事を考える。自分が何をしたいのか、それを忘れない。」

にっしーさん、人それぞれ考え方も感じかたも違うんですよ。それは仕方ないことで…。納得いかないことだらけでも守りたいものがある限り前を向いて走るしかない。

あなたの年齢の時、私も尖っていました。
こうあるべきだ、とか、なんでみんなちゃんとやらないんだろうとか。

あなたはまだ子育ての本当の試練を味わってない時期。これから小学生になり、中学生になり、高校生になり、大学にいくかどうかは定かではないけれど大人になり…。
その間に怪我をしたり病気をしたり悩んだりトラブルを起こしたり。

男の子は七変化するそうです。
反抗期も来るし、親の思惑通りにはいかないのが世の常。
たとえ大人になっても結婚や孫の誕生はいいことずくめではなくて。
仕事だってずっとこのまま続くんだろうなって思っていても突然買収されたり左遷されたりリストラされたり。
(本当はリストラではなく夜間と土日に一類バンバン売ってくれ。君ならできる。とエリア担当の人に言われた。今ならできるのに、当時は状況が許さなかったんだ。辞めてしまうとは思わなかったらしくてしばらく口をポカンとあけたまま動かなかった。)

息子と娘に自殺されてから本当に本当に色々なことを考えました。
幸い死にきれなかったものの 未だに苦しんでる。
今の世の中非常識が常識となっちゃってて、価値観が狂ってしまっていて、自分の考えをしっかり持たないと流されていくか沈没するかしかなくて。

普通に暮らしてる人にはわからないけど、世の中は大変なことになっちゃってて…。

世の中も混沌としていて頭の中もカオスで。

こんな時だからこそ地に足つけて自分のやるべきことをきちんとやる。
引退まであとわずかなんじゃなくて明日がないかもしれないって気がついたから…。

世俗的な戯言に惑わされずに自分らしく生きていきたい。

でもそれはあくまでもゆうこの生き方であって他の人には押し付けたりはしない。

SNSってさ、書きたければ書いて読みたければ読んで、誹謗中傷しなければいいんじゃないかと思います。

ただ薬剤師さんって気が強い人がなるから揉め事は避けられないのかもね。
気が弱いと薬学部って卒業できないし国家試験受からないから。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たかが糖尿病、されど糖尿病 | トップ | 家庭菜園? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿