主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

裁縫箱

2019年01月20日 12時39分31秒 | できごと

裁縫箱にはこだわりがあって、永年愛用していたんだけど、さすがに25年も使うとボロボロに。
買い換えた話は以前書いたようなまだなような…。

廊下のミシンの界隈に置いてあるので日頃は必要なものを入れたミニ裁縫箱を愛用している。

いろいろ取り込んでいて出番がないうちに、大切な道具は錆びかけていたりするけど、缶は健在↓。


子供たちがまだ幼い頃流行っていたこげパン。絵本もあるよ🎵

中身はこんな感じ。


リッパーと目打ちはミシンの縫い目を修正するときに必要。たまにしか出番がない。
リッパーで縫い目の糸を数ヶ所切って、目打ちで糸を抜くの。

初めて作った大物は息子の学芸会の衣装のエルマーの冒険の登場人物、いや、動物とか竜のしっぽ。

そのあと細身で背が高い息子のためにパジャマとかズボン等々。
クライ・ムキさんの「私の洋裁塾」の本のおかげで蛇の目のコンピューターミシンも本領発揮。

調子にのって娘のワンピースとかかわいい服を作り、3歳の時に気合いで作ったピンクのドレスは写真館のショーウィンドウに愛くるしい娘の笑顔と共に飾られたりもした。

ばばは洋裁も和裁も編み物も刺繍もパッチワークもプロ級なんだけど、転勤で離れるまでは興味すらなかった。
だって頼まなくても次々と作ってくれたから。

九州に住んでいた頃、バザーとかフリマとかも盛んで、フリマは出展したことなかったけど、バザーでグレードの高い作品を見るたび刺激を受けて、気がつけばいろいろチャレンジして…。
ビーズアクセサリー作りとかも流行って…。

小学校でさえ公立なのにバザーが盛んで、大手企業の社宅が3つもあったし、ハイセンスな奥様方が多くて…。(←嫌なやつもいたけど。)

トールペイントも全盛、クリスマスリースは手作り。お菓子作りとかインテリアコーディネートとかフラワーアレンジとか。

今思えば嫌がらせなんてスルーして楽しめばよかったのに、悩みも多くて大変だったんだ。
落ち込むから相手の思うつぼなのにね。

でもね、あの頃に出会えた本物の友達は私にとって宝物。
あの頃に覚えたことは宝物。


当時バザーのために作ったナインパッチのピンクッション。
9枚の小さな布を手縫いで繋いで作る「ナインパッチ」。
パッチワークの基本なんだけど、同じサイズに切ることも難しいし、縫い目が曲がってもダメ。やってみるとかなり難関。
手のひらサイズだから誤差があるとうまくできない。

このピンクッションは人形遊びのクッションとか枕にしたり、想像の翼を膨らませて遊べるし、飾りにする人もいたり。

幼稚園の時はバザー委員長を兼任、小学校でもバザー委員長をやっていたので、手作りのプロからいろいろ教えてもらったり。
(←バザー好きではなく、ただ単にバザーでもめことが多すぎてなんとか解決したかっただけ。PTA会長もみんながいがみあうのをやめさせたかっただけ。)

黄色いのはね、糸通し。
銀色の糸通しもあるけど、老眼さんの私にはこの糸通しが必需品。


針入れに針の穴を下にしてセットし、


糸かけに糸をかけ、


左のレバーを下に下げると、
[user_image 01/d2/e691cbb70225c6fc6ef69586cc87e976.jpg

]あら不思議、針を持ち上げるとこうなってて、


左側の輪をそっと引っ張ると、あら不思議、糸が通ってる❗

さて、久々のお裁縫。

男性もののトランクスってボタンがついてるけど、当たって痛いからボタンを取り除いて窓をふさいでほしいと言う息子のリクエストで新しいパンツを買うとお裁縫が必要になる。

娘に頼まれていたセーターの穴もふさがないと。
こちらは鍵針もいるかな。






他にも棒針とかもたくさんあります。

どんだけ~っ❗

若かりし日は旦那君にセーター編んであげたり、息子の幼稚園の制服は白いセーターに紺の半ズボンなのでセーターを手作りしたり、娘のために編み込み模様のキティちゃんのセーターつくったり。
自分のアーガイルセーターとかいろいろと。

専業主婦だったからね。
当時はもう二度と薬剤師として働くことなんてないんだなあ、と思ってた。
しばらくは患者サイドから調剤薬局とかドラッグストアとかみていたっけ。

戸畑のサンキュードラッグは衝撃的だったけど、大概はこうじゃあないだろうと。

たくさんの薬剤師さんに出会ったけどサンキュードラッグの薬剤師さんと小児科の門前の優しい薬剤師さんとあとは片手で足りるくらいで。
まさかココヤクでサンキュードラッグの現役薬剤師のコラムが読めるなんて思わなかった。これからのドラッグストアの方向性を見据えて、革新的な考えを持ってて、感動しました。

裁縫箱をきっかけにまたまたいろいろ思い出したから、老後は退屈しないな。

定年になってから何をしようかと考えたのでは遅いと何かの本に書いてあった。
今のうちにどうやって過ごすのかを考え、そのための人と人との繋がりを築き、これからの人生に必要がないものを処分してしまわないとね。

だって年を取ると体力も落ちるし、骨も折れやすくなるし、車の運転も危うくなるから。

危険を感じたら辞めるんだ。
仕事も運転も。

親の荷物を整理していて思ったこと。
多趣味なのは荷物を増やし、子供に負担をかけてしまうってこと。

趣味の作品を差しあげることは相手にとって迷惑になることがあるってこと。

母親の好みは娘の好みとは同じではないので、私のために遺してくれたんだけど、

処分しきれなくて困ってしまってる。

残してもらってありがたいのはお金かな。

時代の流れで宝石なんて使わないし、服も時代遅れ。今時ウールのロングコートなんて着ないし、着物の出番はない。

茶道の道具とかどうしよう。
膝が悪いからね、正座できないの。

エメラルドの指輪(←母も私も5月生まれ)、還暦近くなると手が浮腫みやすくて、結婚指輪もはずしてるから…。

婚約指輪のダイヤモンドの指輪でさえサイズ直しをすれば使えるみたいだけど、浮腫みが怖くてできない。

今できるおしゃれはお出かけの時の腕時計くらいかな。
ピアス以前の問題で、イヤリングでさえかぶれるし、ネックレスとかペンダントも接触性皮膚炎に。

若いうちにしかできないことってたくさんあるから、勉強とか仕事とかを忘れて楽しむ時間も大事だよ。
大人になるとしがらみとか老化とかで楽しめなくなるから。

仕事は仕事、と割りきろう❗(←できてないけどね。)

っていうか、手がデカイっ。

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2 コメント

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こげぱん (りんぐ)
2019-01-24 12:29:16
こげぱんってありましたね、
でも最近ではあったような、
娘さんが幼い時なんですね。そんなに年月がたったように思わなくびっくりしました。

そういえばもう売っていないかも。

ゆうこさんって家庭科向きなんですね。
あたしもやりたい気持ちはあるんですが、
たくさんできなくて。。
30分くらいかな~
レジンをちょっとはじめました。
しかしながら、太陽光なので、固まるのに時間がかかり、1週間かけて一個とかのペースで失敗も多いので、やっと1個できました。
2個目を作っていますが、なかなかうまくいかなくて。
将来的には(←老後です笑)作家さんなんかになりたいなあ~とか空想しています。
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りんぐさんへ (ゆうこ)
2019-01-24 14:12:52
家庭科は苦手でした。
私は大器晩成型?目覚めたのは40過ぎてから。
好きなものを好きなように作るから楽しいし、それをほめられると嬉しい。
薬剤師って固い仕事なだけに別の世界を持つって大事ですよね。
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