主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

イライラしたら離れるのが一番っ

2023年03月29日 11時11分03秒 | できごと
朝、旦那君が代金引換の荷物を受け取って欲しいと唐突に言った。

てことは、ダッシュで帰宅ってことか。クロネコヤマトのお兄さんは私の行動パターンを読んでいて19時前後に来ることが多い。
田舎あるあるなんだけど、担当の人が決まってるかのごとくほぼほぼ毎回同じ人。

「でさー、6万円ちょいだから封筒に入れといた。」と旦那君。

洗濯中だったのでとりあえず返事をする。
ゆうこのボキャブラリーに「NO」とか「お断りします。」とかはなくて、「YES」とまではいかなくてもなんだかんだで引き受けちゃってる。で、ドツボるんですねー。

仕事は8時間勤務。仕事柄ずーっと集中を強いられ、正確に迅速に。たとえ初対面の人でもスムーズに会話をして知りたい情報をさりげなく聞き出さないと薬歴が書けない。
薬歴のための聞き取りになりすぎないよう気を付けるんだけど、たまに地雷を踏む。具合が悪いから病院に行って、待たされて待たれてなんだかよくわからない「処方箋」と呼ばれる紙を渡されて、「薬局」に薬をもらいにいかないといけないなんてビックリだよお、と困惑する人もいるわけだから…。
中には医師から青天の霹靂が如くのことを言われたりも余命宣告される人もいるわけだから…。
高齢者の場合、家族が付き添うんだけど、一緒に住んでなかったり介護に疲れ果てたりしてるといろいろ聞かれても答える気力すらなかったり。

「家族なのにわからないなんて冷たいわね。」と言う薬剤師がいるけれど、家族でもわからないものはわからない。わかっていても話したくないこともあるし話したくないときもある。

真の意味で家族の面倒をみていないと気がつかないのかもしれないけれど、
生きるっていろいろあるし、家族は他人のように距離を置くことが難しいんだよ。だから確執とか不仲とかいろいろ起きるんだ。
親子だって兄弟姉妹だって一卵性双生児だって「同じ」じゃないから「仲良し」になれないこと多々あり。

ましてや夫婦は元は他人同士なわけで出身地も育った環境も違うのだから…。

同級生とか職場の同僚とか「友達100人出来るかな?」と言われても出来るわけないよね。
先生は同じクラスだからクラスメート同士仲良くしなさいと言うけれど、いつも揉め事の仲裁に入っては嫌がられてたゆうこちゃん。
正義感が人一倍強いんだわ。
ソランから始まってエイトマン、スーパージェッター、黄金バット、ウルトラマン、仮面ライダー、サイボーグ009、バビル2世、鉄人28号などなどヒーロー全盛期に育ち、SFの世界に魅せられて今に至るわけだから。
もしも運動神経が人並みにあれば宇宙飛行士を目指したかったんだけど、体育は致命的な「1」か「2」。高校の時同級生のアドバイスに乗せられて体育委員をやったときは5段階評価で「3」。
走るの遅い、飛べない、泳げない、身体かたい。体育の授業が地獄だったんだけど、まさかの大学でも体育があるなんて。逆上がり出来なくて泣きそうだったな。

ところが、薬学部ってお嬢様だらけだからね、みんなできないの。
ボール持ったことないの。本当にお箸より重いもの持たされず、悪い虫(←男のこと)にやられないよう幼稚園から高校までエスカレーターの女子校出身の人たくさんいた。体育は創作ダンスとからしい。
男子もいたんだけど当時の薬学部は女性が多くて、女にもてたいとか下心ありありの草食系人とか医学部を何度も何度も落ちて仕方なく薬学部に来た疲れきった人もいたわけだから…。
理系の人って白衣着てビン底メガネかけて髪の毛ボサボサのイメージありません?
女の人は変人とか女捨てたとか言われてました。

話は戻って

人の都合など考えない典型的B型人間の旦那君。
でもこの歳になると朝起きたら天に召されてたとかどこかで倒れてそのまま天に召されるとかあり得ない話ではない。
鬼嫁もパートナーを失うのは辛いので(さんざん邪魔だの出かけてだの言ってるけど、ケンカ相手がいなくなるのは嫌だし噛み合わない会話もなくなると寂しい。)、旦那君に頼まれた荷物を受け取るために買い物もせず直行で帰宅(←車で10分前後。)

「そろそろ来るかしら?」ととりあえず待つ。

待つ。待つ。待てど暮らせど来ない。

「そうだかてぃんさんみよう。」
YouTubeみるためにスマホをカバンから出す。
おや?旦那君からメールだ。何々…。

「時間指定 火曜日19時~21時に変更しました。」

え、え、なんてえ?
「次からは時間指定してね。火曜日は99%残業だから火曜日以外で。」と言ったのに。
待ちぼうけだわー。
もう買い物にいく気力ないしあるものごはんにしよ。
息子は「帰り遅い。めし要らぬ。」とLINEよこしていたし。

やれやれ。

火曜日は予想通りめちゃくちゃ混んでいて(←お薬の処方日数は7の倍数、28日分とか42日分が多く、同じ曜日に混むことが多いの。)、しかもややこしい処方箋だらけで薬歴を書くのに苦戦を強いられた。

「宅急便の時間が気になって集中できないじゃないか❗」
しまった。お怒りモードのスイッチが入っちまった。

そんなときに限ってトラブルが起きるわけで。

なんだかんだで勢いで薬歴を書き上げ時計をみると19時間近。

「うわーっ。ヤバい❗」テンパるゆうこ。
いや、待てよ。交通事故を起こしたらいただけない。
「とりあえず落ち着こうか。」と自分に言い聞かせる。
ダッシュボードに相棒のしろくまさんとペンチャンとひつじのショーンを乗せてるので癒してもらいながら、無事に家に…。

あらまあ。19時ジャストだわ。
玄関に時計を見ながらピンポンを押そうとしてる荷物を持ったお兄さん。

とりあえず車を塀の脇に放置し(←田舎の住宅地ならでは)、玄関を開けはんこを…。

「あ、お金。」
台所のテーブルの上に置いてある封筒を取りに行く。
旦那君は調味料入れに封筒さしたから忘れないようにとテーブルの上に移動したっけ。

支払いを済ませはんこを押した。

「すみませんね。少し早いかなと思いましたが近くを通りかかったので寄ってみました。」と宅急便のお兄さん。

「いえいえこちらこそ。うちの主人が人の話聞かないから。今日は遅くなると言ったのに時間指定しちゃってごめんなさい。」

お互いに謝りあうふたり。
「ああこの人も律儀なんだろうな。 心ない人に傷つけられなきゃいいけど。」と思いました。

が、しかし、

自分の荷物は置き配にしてもらったのに旦那君の荷物のせいでさんざんだったわ。

鬼嫁見参❗

いや、鬼嫁は脇に置いといてこんなときはごはん食べに行こう。
イライラしたときはその場から離れるのが一番だ。
還暦過ぎの夫婦がもめずに暮らすにはお互いの生活を束縛しないこと。夫婦の距離は3m。と、何かに書いてあった。
一緒にばんごはんを食べるのが当たり前と思うなかれ。それって昭和的発想。
残念ながら妻なんどけど飯炊きばばあにはなりたくない。子育てを終えた今、私にとって時間は貴重なのだ。

「めし作らないなら出ていけ❗」なんてこと言うと奥さんさっさと出ていくから気をつけて。だって奥さんだって働いていて老化現象と戦ってるわけだから。

作れるときは作るのスタンスを守らないと自滅する。
たかがばんごはん、されどばんごはん。献立考えるだけでストレスに。頭を使う仕事だから職場を離れると放心状態。頭を使いすぎると脳が休眠したがるのかも。

私って良妻賢母にはほど遠いどころかカマキリだし鬼嫁だし…。
急に落ち込む。どんよりモード。

もめるより
距離を置こうよ
夫婦間
さびしくなれば
一緒におでかけ

ドライブで
気分上々
途中まで
妻爆睡し
夫気づかず

B型の
自由気ままに
翻弄が
いつしか変わる
飽きない日々に

おばあさん
そうよ私も
おばあさん
なってわかるの
不便や不満

この歳だからこそ出来ること。
それが見つかれば明日が怖くなくなる?
見つけたけど、

薬剤師の仕事は覚悟が必要。

見つけたぞ
ついにみつけた
ライフワーク
みつけたときには
引退間近

後輩に
残せるものは
残したい
そのとき待たず
彼は去る

薬剤師として大切なのは「心」だと私は思う。
やっとみつけたその人たちはくだらない理由で現場からはじかれ、未だに現場に戻れずに苦しんでる。

昭和大学憲章に唱われているように人の痛みがわかる人を医療従事者と呼ぶならば、医療従事者にふさわしい薬剤師はどれだけいるのだろうか。

薬剤師
たしかになるの
難しい
偉いと資格は
違うんだ

4年制
過去のものだと
笑うなら
経験積んで
信頼されたい

質問に
答えるために
学ぶなら
誰かのためと
気合い充分

還暦を
過ぎてもまだまだ
やれること
思いついたら
まず実行

世の中は
思いどおりにならぬもの
やりたいときに
からだにガタ来て
虚しい気持ち

欲しいのは
素朴な疑問の
答えだよ
聞かれたくないこと
話したくない

話を聞いてくれる人。
素朴な疑問に答えてくれる人。
さりげなく声をかけてくれる人。励ましてくれる人。
慰めてくれる人。
等々。

人それぞれ求めるものは違うけど、そこに行けばその人がいて、話が出来る。そんな人がいたら嬉しいよね。

私は勤務時間が週に32時間以上の部分だけかかりつけ薬剤師の要件を満たしていない。でも、私は私の道を行く。「ゆうこ流接客道」ってやつ?

お客様から気軽に声をかけてもらえるのが嬉しい。いないと心配してくれたり。
引退を余儀なくされたらさびしいだろうな。
嫌なこととか辞めたくなる時もあるけれど、働けるのもあとわずかかもしれないから、

がんばろう。
そのためには無茶しない。暴飲暴食せずに栄養バランスを。



前の日に残ったマグロのお刺身を「漬け」のレシピをググり漬け丼にしてみました。
味噌汁はイレブンの即席のやつです。
冷蔵庫にレトルトの「玉ねぎがあればすぐに作れる酢豚」があったので作ってみました。半分は旦那君用に残しました。

和洋折衷通り越して変な組み合わせですが、盛り付けと器で更に美味しそう。

白いお皿は山パンではなくてLAWSONのスヌーピーのお皿。
白は料理が引き立ちます。
漬け丼に冷凍ネギときざみのりのせたら出来上がり。

母と娘を施設に預けて生活の工夫をする精神的余裕ができましたが、これで良かったんだろうかと毎日自問自答しています。

写真は京都水族館の出口付近みつけたスイニーを彷彿させるデザイン。
おおさんしょううお、不思議な生物です。

↑銀閣寺

京都にでかけた目的はすみっコぐらし堂銀閣寺店限定発売のやまのぬいぐるみ




隣町の駅まで車で行き、始発に乗り、新幹線のぞみのおかげで現地に10時に到着。奇跡の日帰りを果たしました。

マスク規制が緩和され、ホテルはどこも満杯で、料金も通常価格に戻り宿泊叶わずでしたが、まだ団体さんは少なくて大好きな銀閣寺を満喫。
外国の方が多かったです。






すみ神様

巫女はえびちゃん







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