妻です。
お立ち寄りいただき、どうもありがとうございます。
先日キャベツとミニトマトを税抜き100円以下で買うことができ、思わずガッツポーズ。
別の日。保育士さんに連れられた子どもたちが、パアーッと警笛を鳴らしてくれた電車を追って走っていくのを見ました。そのあとの散歩は、にこにこ顔でつづけられました(マスクしててよかったです)。
子どものころ、クラスのかわいい子やテレビのアイドルを見て、猛烈にうらやましく思っていた時期があります。
毎日鏡を見ては「はあー」とため息をついていました。
クラスの男の子に邪険にされたある日、(ぜったいわたしの顔のせいだ)と積もりに積もったものがついに爆発しました。
のんきに横になってテレビを見ている父と、夕飯のしたくをしていた母に、
「わたし、もっとかわいく生まれたかったーっ」
と思いのたけを叫びました。
母はコタツの上に持ってきたおかずを置くと、
「美人だと苦労するっていうじゃ・・。あんたっくらいが一番いいんだよ」。
すると間を置かず父が
「そーだそーだ、そんな顔にしてやった親に感謝しろー」
寝転がったまま、ちびまる子ちゃんのお父さんのような口調で言ってきました。
勢い込んで文句を言ったのに、まさか感謝しろと言われるとは。
「・・もーっ。もういいよっ!」
その後わたしは、「美人薄命」という言葉を知ったり楊貴妃の運命を聞いたりするたびに、このやりとりを苦い気持ちで思い返しながらも、ちょっぴり親に感謝するのでした。