キャッチ=22

2019-01-22 19:38:55 | 言語

昨日のお月様は見事に真ん丸でしたね~


次の満月は2月20日なのだそうです。


南半球に来て星を眺めると、北半球で見るのと見える星も違うし、何かと面白いです。

南十字星が見られるし、北の空に見えるオリオン座は上下左右が逆転してるし。



地球って本当にビックリハウスみたいですね。


人間の五感は余りあてにならなかったりするし

思い込んでいる事が、実は真逆だったりするし。



五感があてにならないといえば、飛行機で飛んでいる時も、

真っ直ぐ飛んでいるのに上昇しているように錯覚したり

加速しているのに、同じ速度で飛んでいるように感じたり

着陸の際に普段使っている滑走路よりも幅の狭い滑走路に下りる時には
高度が同じでも高い場所にいるように感じるし。

だから幾つも計器があって、錯覚かもしれない、計器の故障かもしれない、

と全てを疑って見比べる。


向かい風を受ければ計器の速度は上がっても、対地速度は下がったり。

常に視点を動かして、全てのバランスを取っていく。


全てが反転しているかもしれない。世界と自分の関係も



昨夜は天体観測で夜更かししてしまったので、今朝は遅めのスタートで

翻訳の仕事を1本済ませた後お散歩へ♬

(今日も風が強い)


翻訳の仕事をしていると新しい英語の言い回しに出会う事がありますが、

最近出会った言葉はこちら=> Catch-22 (キャッチ=22)

なんでも「どうあがいても身動きの取れない状況」などを表すスラングなのだそうです。





もともと「ジレンマ」という小説中に出てくる「軍規22項」が、「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」と、鶏が先か卵が先か状態になっていることから、キャッチ(落とし穴or陥穽)=22とされて上記のような意味で使われるようになったそうです。


使い方としては、


「経験が無いと仕事に雇って貰えないけど、仕事をしないと経験が積めない。キャッチ=22の状況にいる気分だよ=I feel like I am in a Catch-22 situation.=これじゃ身動きが取れないよ。」



普通にKiwiはこのスラングを知っているのだろうか?とR氏に聞いてみたところご存知でした



あと最近の発見は、

「魚がいっぱいいるのはschool of fish って言うでしょう?じゃ、鯨がいっぱいいたらSchool of whale?」となにげに聞いてみると、「いや、それは pod of whaleだよ。」と速攻で返されたので、しっかり脳にプリントされました。ありがとう


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