とことん主観的

2022-04-30 13:41:51 | 日記


今朝無事に1匹のモナークバタフライが飛び立っていきました。

夕方ちらりと雨が降りましたが、全体的にはとても良い一日でしたね。
あまりにも気持ちの良い朝でしたので、ちょっと早目のお散歩に出かけてきました。

(↓本日のオークランド)


そして散歩の道中スーパーマーケットで辛ラーメンをゲット。



先日、辛ラーメンにチーズを入れて食べたら美味しいという話を聞いたので

早速試してみようと思いまして。 す~ぐにexperiment

結果・・・う~ん。 いや、悪くはなかったです。ちょっとマイルドになりましたし。

でももっとチーズを活かせる方法がありそうな。
例えば、フライパンでパエリア風に煮て、仕上げにチーズをのせるとかするとさらに引き立つかも?

まあ、「美味しい」という感覚は「幸せ」の感覚と同様、とことん主観的なものですから、
色々なレシピを参考にしながら「自分の味」を見つけるのが一番でしょうか。

確かに、YouTubeの動画でも「辛ラーメンの美味しい食べ方」でチーズを入れているものが幾つか紹介されていました。
良かったらお試しを。あとお味噌を足して食べるという友人もおりました


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バイアスを探せ

2022-04-29 11:47:17 | 言語


わたくし毎年モナークバタフライの幼虫をお家の中で飼っておりまして、

成長記録 (何日間で脱皮をしたかとか、蛹になったとか、蛹から蝶になったとか) をつけようかなと思うのですが、
その度にモナークバタフライの幼虫の成長に関わる要因は何だろう?と悩み、結局記録はとらずに今まできております

日にちと、室内外の気温と湿度と、あと日の当たり具合とか、餌の量とか?
でも卵から孵った日は正確には分からないし、どの幼虫がどれだけ餌を食べたとかも正確には分からない、
とか思うと、「まあいっか、自然と育ってくれますから」となってしまいます(笑)

モナークバタフライの幼虫が食べる「スワンプラント」という植物は、Milkweed (ミルクウィード) といって
葉や茎を折ったり切ったりすると、ミルク色の汁が出てきます。

そしてモナークの幼虫が食べる葉っぱに含まれるこの汁の量がconfounding (交換因子)になっているかもしれません。(分かりませんが)

Confounding (交絡)はWkikiでは以下のように説明されています

「統計モデルの中の従属変数と独立変数の両方に(肯定的または否定的に)相関する外部変数が存在すること。そのような外部変数を交絡変数(confounding variable)、交絡因子(confounding factor、confounder)、潜伏変数(lurking variable)などと呼ぶ。」


汁の量に成長が左右されるのであれば、葉っぱに含まれる汁の量にバラツキがあった場合、同じ量の葉っぱを摂取したからといって、同じだけ幼虫が成長するわけではないわけです。(ちょっと強引ですが「汁の量」を外部変数ということに)

さらに、さらに、幼虫それぞれにも汁の栄養素を体内に取り入れる能力に違いがあるかもしれない、とかですね(笑)

いや、生き物の観察は難しい! ざっくりデータをとればシンプルにパターンが見えてくるのかもしれませんが。


関連して(内容のレベルは全く違いますが)、
友人が関わっているジャーナルで、音源の位置を特定するのに視覚情報が Confounding (交換因子)になっている可能性があるという内容が含まれるものがあるのでリンクを貼っております→Localisation of Sound - A New Zealand Revelation

音に関連する活動が視覚情報で特定された位置に音がローカライズされる傾向があるように見えた。脳の可塑性と、ローカリゼーションの手がかりを解釈するプロセスを変更可能にする必要があるという要件を考えると、本能的なプロセスが応答を再調整したということである。短時間に聴覚をローカリゼーションの手がかりに再調整するのは比較的簡単かもしれず、ローカリゼーションの精度を維持するには、視覚的(またはその他の)フィードバックによる定期的な強化が必要であると推測される。

えっと、要は、脳は錯覚を起こすから、音源の位置を正確に特定するには、
常に色々な情報を確認して定期的にアップデートする必要がある、ということでしょうか。

でもこう考えると、人間の脳は柔軟で、その分無意識のバイアスが掛かってしまうので、
色々な角度から物事を捉えて、バランスを取りながら歩む必要があるよなぁと改めて思ったりするのです。

今日も1匹、大きくて綺麗な蝶が蛹からでてきました


明日は天気が良さそうなので、元気に飛び立っていくことでしょう

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ジャスト・ビコーズ

2022-04-28 08:38:34 | 日記


「コンシエンス」というと、またインターステラーにリンクするのですが(最近観たばかりなので)

この物語の中で、使命、家族への愛、愛する人への想いなど、
それぞれの信念や感情がどのように言動に反映されているか、
というところをみるのもとても面白かったです



映画の中で、訪れる星を選択する際、

主役の男性が自分の家族への想いを意思決定基準にしているのに対して、
他のクルーが家族のことよりも人類全体のことを考慮して決めるべきだ、と主張するのですが、

"I'm thinking about my family and millions of other families."

と、要するに、自分は家族のことを考えているからこそ、他の家族のことも考えられるし、考えているというわけです。

そして地球へ帰る燃料を常に計算しながら判断を行っている。

でも最終的には、愛によって判断しようとしたクルーの選択が正解だったし、
この男性も真の愛によって娘と地球を救うことができたという。

コンシエンス(良心)というと、何が道徳的に正しいのか人の見解が食い違うこともあり
それを議論し、検討していくことは大切ですが、その根子が愛とつながって全てが可能になる
と、このサイエンス映画は伝えているようですね。

やっぱり最後は愛、Just Love、ジャスト・ビコーズということで



最近ちょっと運動不足気味なので、Wakaさんのさわやかな笑顔を見ながらYogaでも。
基本、家の掃除などを本気でやったら特別何かをする必要がないくらい運動量はあると個人的には思っているのですが
たまには気を込めて身体を伸ばしてあげるのも良いかなと (動画を貼っているので良かったらご一緒に




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全てはコンシエンスに向かう

2022-04-26 13:33:11 | 言語


「21世紀の科学は良心に向かう」

こちらは東京理科大学125周年記念のコンセプトらしいです。

アンシンメトリー(非対称、不均衡)のことを調べていた際に、このような素晴らしい記事に出会いました

科学(Science),良心(Conscience), 責任(Responsibility)

 


何かしらを「知りたい」という思いには、対象に関心を持ち、理解して受け入れたいという意識が働いているし、

何かを知ろうとすると自ずと自分も見えてきますし、

さらに誠実に応答する責任を果たすことによって、成熟したものが出来上がってくるっていう感じですかねぇ。

科学も良心へ向かっているし、その他諸々も良心へ向かっているし、

それが宇宙の意思というか、自然な流れなのかなと。


以前(部分的に)読んだ、アントニオ・ダマシオさんの

"The Feeling of What Happens. Body and Emotion in the Making of Consciousness" という本に
(日本語に翻訳されていて「意識と自己」というタイトルで紹介されています)

意識と良心について次のような記述がありました。

If there is no mind, there is no consciousness. Consciousness is a particular state of mind, enriched by a sense of the particular organism in which a mind is operating, and the state of mind includes the knowledge to the effect that the said existence is situated, that there are objects and events surrounding it. Consciousness is a state of mind with a self process added to it.

Conscience, a complex function that does require consciousness but goes well beyond it and pertains to moral responsibility.

=直訳に近い形で訳すとこんな感じでしょうか=
心(マインド)がなければ意識は存在しない。
意識とは特有な心の状態であり、心が働いている生命体の感覚によって豊かになる。
そして心の状態は、その存在が位置付けられているという効果、
心を取り巻く物体や出来事があるという効果に対する知識を含む。
意識とは、自己プロセスが追加された心の状態である。

良心とは、意識を必要とするがそれをはるかに超えて道徳的責任に関係する複雑な機能である。


ちょっと分かりにくいですが、意識は「自分」を主体とした感覚による感じ方に物事の捉え方が加わった心の状態で、

良心はさらに高度な、自分に有利な判断を置いておいて道徳に沿った行いができる機能ということでしょうか。

常にその状態でいられることが、理想ですよね・・・・・・


今日はAUTのシティーキャンパス内にある
図書館で半日過ごしました。


どっしり落ち着いた雰囲気に囲まれて


たまにはいいですよね、こういうのも



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ステイト・オブ・ウェイトレスネス

2022-04-25 10:17:18 | 飛行機

そう、月は潮汐ロックされているんですよ。(潮汐ロック | 天文学辞典)

自転周期と公転周期が同じ約27.32日なので、常に地球に対して同じ面を向けていて、月の裏側は見られないようになっているそうです。

昨日紹介したインターステラーに出てくる、ミラーという大波が引き起こされている星も、
ブラックホールに対して潮汐ロックしているという設定だったようです。

「裏表のある星ですね」と思うか(No offence) 、「まあ、太陽とひまわりみたいですね」と思うかは人それぞれですが、

本当によくできていますよね~。(遠くを見ると、共通概念を築きやすい、かも?)

月は太陽ほどあからさまではありませんが、海面を上げたり下げたりするし、生物の産卵や、色々な現象に関わっていて、突っ込みどころの多い、とても気になる天体です。

ところでですね、月の重力は地球の6分の1だと中学か高校のときに習ったのですが、
なんでインターナショナルスペースステーション(ISS)の中は無重力なの?と不思議に思うんです。

なんでもISSにかかる重力は地上の90%。つまり10%ほどしか小さくないそうですが、
「遠心力と重力のつり合いが取れているから無重力」ということらしいです↓

どうしてISS内では、無重力になるのだろうか? | JAXA 有人宇宙技術部門

どうしてISS内では、無重力になるのだろうか? | JAXA 有人宇宙技術部門

国際宇宙ステーション(ISS)や「きぼう」日本実験棟、宇宙ステーション補給機など皆様からよく寄せられる質問と回答をご紹介します。

JAXA 有人宇宙技術部門

 


じゃあつり合わない状態になったら地球から離れて行ったり、または落下したりするんでしょう?
結構頻繁にスペース・エックスのカプセル型宇宙船が行ってますけど、
ドッキングのときに、「あ、ごめん、ちょっと押しちゃった」くらいじゃ全然大丈夫っていうような
あそびの部分とかってあるんですか?とか、素人的には思うわけです。
(そんなにセンシティブではないんですかね?調べていませんが。)

因みにセスナ機で空を水平飛行をすると、揚力=重力、推進力=抗力とつり合いが取れていて
風などの影響を受けなければ操縦桿を持たなくてもいいくらい(持ちますけどね)バランスが取れていて、真っすぐ飛んでくれます。
飛んでいるんですけど、前に向かう力と後ろに向かう力が同じだけ働いている。加速していないんです。
でも私の体重は地上にいるときと同じなわけで。(遠心力掛かってないし

与えられている条件によって、色々違いがあって面白いですね~

さらに因みに地上に近いところで飛行機を利用して無重力状態を作るときには、放物線飛行をするそうです。
宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
この飛行で、ジェット機だと20秒くらい、プロペラ機なら10秒くらい無重力状態が作れるそうです。



本日はランチにホットケーキを焼いてみました。


ちょっと焦げ気味な色ではございますが(笑)おいしかったです。
今までペッタンコな焼き上がりになってしまっていましたが、
YouTubeで膨らむホットケーキの焼き方を見てそれを参考にすると、厚みのあるホットケーキが焼けました。
(卵を使わなくても写真くらいには膨らみます)

フライパンにホットケーキのタネを流し込む際、
少し高めに持ち上げてポテンシャルエネルギーを稼いだうえで
自由落下させてフライパンにぶつけると
上手く満月のように丸くなってくれます


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