幡野友香（はたのゆか）
東京生まれ。３歳からピアノを始める。中学よりクラリネットを始め、桐朋学園大学クラリネット科卒業。
クラリネットを鈴木良昭、二宮和子両氏に師事。ピアノを廻由美子氏に師事。
１９９２年「欧日音楽講座」 ギイ・ドゥプリュに師事
１９９３年「ニース夏期国際音楽アカデミー」 ワルター・ボイケンスに師事
同年、斎藤記念オーケストラで来日した小沢征爾率いる、桐朋学園オーケストラに参加、松本にて公演。
１９９４年第５回アジアユースオーケストラに参加
１９９５年第５回全日本ソリストコンテストにて奨励賞受賞
在学中、室内楽やオーケストラで演奏する一方、ピアノ伴奏者としても活躍。
クラシック以外のジャンルにも関心が強く、ジャワのガムラン、ブラジル音楽、ジャズを学ぶ。
卒業後、クラリネットで演奏活動をはじめるが、ある仕事のエキストラをきっかけにピアノを弾き始める。
試行錯誤の末、ジャズピアノを一から学ぶ決心をし、スウィング系ピアニスト大橋高志氏に３年間師事。
ミシェル・カミロのライブをきっかけに、ラテンジャズに目覚める。
その後ラテンジャズピアニスト、モヒカーノ関氏、深井克則氏に師事。
現在はピアノを中心に、ライブハウス・バー・レストラン・幼稚園・小学校などでの演奏、ホテル・デパートのイベント、レコーディングなど活動の場を広げている。
ジャンルも様々で、スタンダードジャズ・トラッドジャズ・ボサノバ・サンバ・キューバラテン・クラシック・
ミュージカル・ヒーリング・タンゴ・アルプス音楽と、幅広く活動している。
一方、１９９７年より音楽教室『音気楽工房（おきらくこうぼう）』の経営に携わり、大人を中心に後進の指導にもあたっている。楽器を演奏する事があこがれで終わってしまっている多くの音楽好きに、音楽に参加することの楽しさ、音楽を通しての人とのコミュニケーションの面白さを広めるべく、力を注いでいる。
２００１年２月、NHK-BS「山川草木」（さんせんそうもく）２００１年１２月、NHK-BS「樹海」（じゅかい）のレコーディングをきっかけに、作曲家石川泰（いしかわたい）を中心にユニット「Anonymous View」を結成。
２００２年１２月ファーストアルバム「言葉の樹」（ことばのき）をリリース。
２００６年５月中央アート出版社よりザ･プロフェッショナル「スタンダード・リアル・ブック」を出版。
２００８年８月、成美堂出版社より「ＣＤ付ひと目でわかるかんたん楽譜の読み方」を出版。
２００９年１月、成美堂出版社より出版された「懐かしい童謡唱歌と新童謡」の編曲を手がける。