yuka's Schedule

Live & Session Schedule

10月28日メロンディアコンサート

2007-10-31 20:06:14 | 演奏日記
あざみ野にある三菱電機労働組合の保養施設メロンディアにて、地元の方や関係者約300人を集めてのコンサートを行ないました。音楽好きのたくさんのお客さまのお陰で、大成功に終わりました!いらしてくださった皆様ありがとうございます!特に音気楽工房関係者は客席から大いに盛り上げてくださってホントにありがとうございました!残念ながら今回は写真がないので、裏話でも公開しようかな。

まずは話が来た経緯を。音気楽工房に依頼が来たのは、たまたま7年程前に音気楽工房祭をやらせていただいたのがきっかけでした。その時の担当の方が名刺を大事に取っておいてくださって、いきなり電話がかかってきたのです。うーむ、社長の名刺ばらまきグセも時には役に立つもんです。。。その時もジャズコンサートを頼まれたのですが、まだ私もジャズを勉強し始めたばかりで、仲間もいないし他の人に頼むしかありませんでした。でも今は「楽しい演奏会やりまっせー!」
というわけで、企画を進めることに。でも、問題が山積み。まずはメンバーをなるべく音気楽工房で固めること、トランペットとサックスを入れる事、ジャズを知らない人でも楽しめる選曲とアレンジをする事、ついでにベースは社長を入れる事!はいはい、いつも社長は仕事取ってきて、後は私に丸投げなのです。うーん、これは大変だ!音気楽工房のサックスとトランペットの先生はクラシックだからアドリブできないし、ジャズの先生と社長は楽譜が弱いし、楽器が多いとちゃんとアレンジしないとプレイヤーが楽しいだけの演奏になってしまうし。おまけに音気楽工房祭もあって、そっちの準備もしつつ、それが終わったと思ったら今度はクリスマスCDの制作もやりつつ、普段の仕事は普通にやりつつ。
でも人間熱意を持ってやればなんとかなるもんです。まずはメンバーを確保。問題のトランペットはクラシックのなかたっちを騙し、サックスはフルートのチギラにアルトサックスを吹くようにケシカケ、ギター以外はなんとか確保できた。ギターは残念ながら日野先生が先約ありで断念。親友のチギラお薦めのイケ面ギタリスト和地くんに助っ人を頼むことに。
次なる課題の選曲。まずはインスト(楽器だけの演奏)のアレンジに取り鰍ゥり、曲は秋だから「まっかな秋」をオープニングに相応しく楽しげなラテンで。後半のしょっぱなは、みんなが知ってそうで、アドリブも取り安そうなブルース進行の曲で思いついたのは、「小象の行進」。これは子供の頃私が好きだった曲で、最近私の尊敬するピアニストのデイブ・グルーシンがうまーくアレンジしてたのをヒントにデイブとはまた全然違うアレンジをしてみた。各ステージの真ん中のインストは小編成で普段のライブのような感じで手を抜こうっと。。
さて、歌はどうしようか。普段バリバリのジャズを歌うパワフルなゆみちゃんと、何度もメールのやりとりをして相談。ゆみちゃんが普段歌ってる中で分かりやすい曲以外に、どうしても皆が知ってる曲をゆみちゃんのキャラを生かしつつアレンジしなきゃならない。で、ゆみちゃんのイメージを聞いた上でアレンジに取り鰍ゥる。アメージング・グレースはゆみちゃんのアイディアを生かしてフルートとデュオから始まり、転調を2回入れて曲をだんだん盛り上げていく仕上がりに。ドレミの歌は最初は普通に入って、中はスウィングジャズのアプローチで。ソロはスウィンギーなギターを聞かせてくれる和地くんにお願いして、大正解!私のお気に入りは、ゆみちゃんのアレンジに手を加えて決まったフレーズを何度か繰り返すセカンドリフみたいなのを入れる事に。夜空ノムコウは最後まで迷った末、ゆみちゃんのアイディアで真ん中をスウィングに。
後はクラシック畑のなかたっちをどうやって生かすか。とりあえず彼の友達にソロ(アドリブの部分)を書いてもらったものの、やはり演奏する速さや趣味の違いでうまく行かない曲が出てきてしまった。なかたっちの綺麗な音を生かしたフレーズを作んなきゃ!ってわけで、直前に書きなおし。にも関わらず、さすが譜面に強いなかたっち。しかもジャズのノリも研究した様子。本番は素晴らしいソロを吹いてくれました!
というわけで、やはりキメ(譜面に書いたもの)がどうしても多くなって、ドラムのトムさんとベースの社長は本番前はド緊張!特にドラムは外すとゴマカシきかないから。でもさすが愛し合ってる?二人の息は本番はピッタリ合って、社長は持ち前のサービス精神でソロを長々と取り(実は打ち合せでは半分で終わらせるはずだった(^o^;とほほ・・・)、トムさんは期待どおり派手なパフォーマンスをしてくれて、大いに観客を湧かせてくれました!
そしてチギラはなれないアルトサックスとフルート、おまけにピッコロまで持ちかえて、大活躍!
社長の冒頭の挨拶もバッチリ決まり、ゆみちゃんのパワフルな歌とトークも期待どおり。観客もプレイヤーも圧唐ウれるステージとなりました。
7年前には考えられなかったこのステージ。実力派メンバーが揃って支えてくれたからこそ出来た今回のステージは、音気楽工房にとっても私にとっても記念すべき10周年の素敵な思い出になりました。
素晴らしい音楽仲間に囲まれて、7年前には夢だった事が現実になり、ホントに幸せだぁ\(^O^)/
充実しまくりの10月でありました!

ハッピーな夜

2007-10-06 01:37:44 | ひとりごと
今夜は久々にエネルギーをもらったライブでした。おちゃめなベーシスト石井康二さんと一年ぶりくらいに共演して、楽しくて楽しくて、あっという間の3ステージ。音気楽工房祭の前でカリカリしてたのが、一気に晴れたみたい。よっぽど幸せそうな顔してたのか、帰りがけにお客さんに「あの人彼氏?」と尋ねられてしまった。ん?って事はつまんないと思ってる時も全部顔に出てるのね?気を付けよう。。。