高いところから見える景色の方が良い?
高いところから見下ろすことがステータス?
わたしは思う。
高いところからしか見えない景色もあれば、
低いところからしか見えない景色もある。
例えば
高いところからは、富士山が見える。
低いところからは、懸命に咲く花や、待ちゆく人の様々な表情が見える。
どちらが良い悪いではない。
大切なのは、
今自分が立っている場所には何があって、何が見えていて、何が聞こえて、誰がいるか。
それに気が付いて、「今」を大切にできているのか。
地面を見て歩いてはいないか?
ちょっと顔を上げれば花が咲き、川が流れ、人がいて、山があり、空が広がる。
一瞬たりとも同じ時間は流れない。
一瞬たりとも同じ事象はない。
「あの人はいいよね」「羨ましい」とばかり思ってはいないか?
他人のこと羨ましがる前に、自分の「今」を大切に、楽しんでしまおうじゃないか!
小さな幸せ、実はずっと自分の近くにあるのかも。
それはきっと、気が付けるかどうかの話なんだと思う。
そのために、常にいろんな方向に五感を張り巡らそう。
あと、感謝も忘れてはいけないね。
わたしは毎日、楽しいんだー。
自分の「今」を丁寧に生きている気がして。
生きるって、大変だけど楽しい。
辛いけど、楽しい。
欲張らずに、謙虚に、されど図々しく、感謝して、生きたい。
【写真】
野に咲く花。強いなあ。