「人を惹きつける人であれ」
渋沢栄一の言葉。
この人の周りにはいろんな人が集まってくる。
この人、人脈豊富でいろんなことしていて楽しそう。
そんなことを思い、羨ましく感じる日々。
同時に思ってしまう。
きっとこの人はもともとアクティブで、友達も多くて、発信力もあるから人が寄ってくるんだ。
わたしは友達も少ないし、無理かも。
だから聞いてみた。
「やりたいことがあったとき、自分から人に呼びかけて行動するんですか?」と。
すると、冒頭の渋沢栄一の言葉を語り始めた。
磁石力のある人、すなわち人を惹きつける人であれ、と。
それには、後先考えず、安請け合いするのみだ、と。
心が動いた。
他人から「これできない?やってくれない?」と言われたことに対して、
「やってみます!」と答え、真摯に向き合う。
これを繰り返すうちに信頼関係が生まれ、人が寄ってくるとその人は言う。
いくら自分の能力が高くて、できることがたくさんあったとしても、
他人から発見されなければ埋もれてしまう。
人が寄ってくるのを「待つ」のではなく、強く「惹きつける」人になれ、と渋沢栄一は語っている。
わたしは今まで、おごり高ぶっていたのかもしれない。
わたしが今「できる」と満足している仕事や中国語は、自分しか評価していない事実であった。
わたしが今「これでいい」と逃げていることは、他人に対する「羨ましさ」を助長するだけだった。
人がわたしに期待して放ってくれた言葉やお願い、お誘いは、ありがたく受けるべきだ。
「できるかな、でも、やっぱり」と頭で考えて、怖いからって逃げるのはやめよう。
まず、やってみる。
今まで避けてきた「安請け合い」ってやつを、今日から意識してやってみようと思う。
タイミングと人を大事に、直感と己を信じて、やってみる。
磁石力はどうやったら強くなるのか。
できることから、挨拶から始めてみようかな。
職場で会うけれど全然違うお店の人とか。
マンションの管理人さんにちゃんと挨拶してみるとか。
上手く言葉で表せないけれど、「磁石力」って言葉に感銘を受けたんだよね。
すっごい刺激。自分、変わるかも。
渋沢栄一の本読んでみようかな。
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お米とお惣菜の店 おとなりさん
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恵方巻、無言で食べるのシュールで辛い。笑