米阪隆広さんとのコンサート終演しました。今日は30℃超えの夏日で、タイトル通り「南米の風」的な日になりました。米阪さんのこちらのコンサートシリーズももうvol.21。前回出演したのがVol.16でした。
長くシリーズを続けていてえらいなあ。
久しぶりにヴィラ=ロボス
ブラジリアンバッハ第5番演奏しました。
無伴奏ピッコロでピアソラ タンゴエチュードも。
Bachianas Brasileiras No. 5 - Aria は国内外のギタリストと山ほど(?)演奏しました。
演奏していると色んな国の会場やギタリストを思い出すから不思議。
少し前に拙著を読んで下さった方が
「初夏のヨーロッパの薄暮から夕暮れに変わる時間の空の色合いは、まるで架空のアリアの旋律が夕暮れの空気の中に微かに溶けていくような、」という箇所が好きだと感想を下さったのですが、
Bachianas Brasileiras No. 5 - Ariaは
原曲はソプラノと8挺のチェロで、
フルート はソプラノのパートを演奏するけれど、以前はこのポルトガル語の歌詞の月、という言葉に引っ張られてもっと夜の印象だったのですが、改めて読むと、
「夕暮れ 美しく夢見る空に
薔薇色の雲がゆったりと浮かぶ
柔らかい月が夕暮れを飾り、」
とあって、
月の出た夕空に薔薇色の雲が浮かぶ、
というなんともいえない時間帯の幻想的な空の様子で、きっとそれは、欧州の空とまた違ったブラジルの広大な空のはずで、そうなると印象が変わるなあ、
そして、夕暮れ、ですか、と。
最近はコロナ禍前より以前?によく演奏していたレパートリーや編成が周ってきて旧知の友人に再会したような感じです。次はどんな楽器とかな。
案外初降ろしだったピアソラ ウィスキーが
良かったというお客様もいて、酔いどれ感出てたんでしょうか…(注:飲んでません)
次回米阪さんと共演は6/8山村有佳里&タンゴグレリオとしてで、京都です。
こちらもよろしくお願い致します。
ご来場いただきましたお客様
ありがとうございました。