3月28日にギタリストの米阪隆広さんのコンサートシリーズで、ブエノスアイレスの作曲家の作品のコンサートで共演いたします。今年はピアソラ生誕100年ということで、我がベルギーの師でピアソラ「タンゴの歴史」の初演者・マルク・グローウェルズのお話しもするかも?
マルクはあの「リベルタンゴ」でおなじみのピアソラ(アストル・ピアソラ1921-1992.アルゼンチン生まれの作曲家) フルートとギターのための「タンゴの歴史」を献呈された初演者だ。
ピアソラが当時、ベルギーに本拠地があった、モーリス・ベジャールの20世紀バレエ団の音楽を担当していた時に出会い、マルク・グローウェルスとギタリスト、イヴ・ストルムスはリエージュ国際ギターフェスティバルで『タンゴの歴史』を初演した。
中略
王立音楽院は街の中心のグランプラス(広場)、市庁舎の並びの建物だった。一角にはチャイニーズの店もあって、時々そこでマルクと、他の学生たちとランチを食べた。
マルクはこんな人ではあるが、私の注文した料理が遅いと、ほら、これ食べろ、と自分の注文した料理を分けてくれるような優しさがあった。
(「有暮れのアリア」より)
以下、米阪さんからのご案内です。
ご好評いただいている池田市民文化会館Bridgeでのティータイムコンサートの第16回の開催を決定しました。今回はフルート奏者・山村有佳里さんをゲストに、3月28日(日)15時から開催します。
ピアソラの作品やプホールのフルートとギターのための作品「ブエノスアイレス組曲」などを演奏予定。相性抜群のフルートとギターの音色を通して、アルゼンチンの旅情を感じるひと時をお楽しみください。
山村さんといえば、ピアソラの「タンゴの歴史」を初演したマルク・グローウェルズ氏のお弟子さん。
そのあたりの面白いエピソードもお聴きできることを期待しています🎵
まだまだ先行きの読めない状況が続きますが、3月には少しは事態が改善されていることを祈って企画しました。
もちろん感染症対策を取りつつ、状況に応じて定員を減らして開催する予定です。
ご来場の皆様はご不便をおかけしますが、必ずご予約いただく、マスク着用、体調管理をされるなどご協力よろしくお願いします。
◎詳細・ご予約はこちら↓
https://yoneguitar.com/live2021-2/
もしくは山村まで。
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