今日は午後から地域振興局へ。
表題の会にいってきましたーε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
第一部は
先進地視察調査報告会
視察先は上高地と屋久島
報告は秋田白神コミュニケーションセンターの代表理事の後藤千春氏と理事の斎藤栄作美氏。
上高地では年間150万人の観光客のうちガイドを利用するのは1万人
主に自然観察ガイド
ホワイトボードや立体地図を利用してガイディング
ガイドには、地元の人とよそから上高地に憧れてきた人の2種類
地元の人には暮らすところがある
よそからきた人は冬場(オフシーズン)の仕事に困る
HPの魅せ方が上手い
ガイドと歩く上高地 というのをどんどん宣伝している
屋久島については
年間30万人の観光客のうち縄文杉登山は9万人、そのうちガイド利用は6割
オフシーズンがない(でもやはり観光客が少ない時期がありその時は各自で研修)
個人・会社などガイド形態は様々
エコツーリズムのサイトで旅行計画がすべてできる
ガイドを顔写真つきで紹介している。指名もOK。
黒石・弘前では
廃校利用で、プログラムの企画実践・地場産の食・山里文化を継承してアレンジした工芸体験
地域との連携
白神とよその遺産・観光地域との違いは
よそのガイドはガイドで生活できる
白神はよそと違ってぱっとみて「うわーすげー!」ってのがない(アイコン・シンボルがない?)
などなど。
で、これらの話を聞きながら自分で思いついたことは
藤里・八峰・能代で連携したプログラムを組む
秋大の観光関係の学部のゼミでガイド養成みたいなのができないか
八峰オリジナルのツアーやモデルコースはないの??
もしあったとしたらその打ち出し方はどうやってるの??
今までの客数や客層は??
ガイドが自分でプログラムを組んでなおかつ臨機応変にお客様に対応するべき
白神を都市部などでPRする場合のターゲットや、基点となる場所・店はどういうものか
都心の山グッズのお店との連携?
そのガイドオリジナルの武器がほしい
観光素材・資源をちゃんと一度洗い出してテキスト化しなくては
そんで、第二部は
田辺市熊野ツーリズムビューローの事務局長、竹本昌人氏による講演会
「世界に開かれた持続可能な観光地を目指して!」~広域的な視点とワンストップサービスの確立~
まずこちらのサイトへのリンクを貼っておきますのでお時間あったらぜひ覗いてみてくださいまし
田辺市熊野ツーリズムビューロー
このお話をきいて、ワタシのやりたいことを今まさに実践しているなーと思って興味津津。
田辺市は平成の大合併でいくつかの町と合併しました。
で、こちらの会社は簡単にいうと、合併前の市町村にあった観光協会はそのままにして、それぞれの観光資源を活かすことをしており、
そしてその各観光協会をまとめてトータルコーディネートしているのです。
基本スタンスのひとつ「乱開発より保全・保存」では、「今」あるものをお客様は見に来るのだから、ということをおっしゃっていました。
そしてもうひとつ「マス」より「個人」。これは、家族や友人同志など少人数のグループで「目的意識を持った」お客様ということ。
そしてなにより、海外からの誘客に力を入れてます。
なので外国の人目線も必要ということで国際観光推進員としてカナダ人の男性もいます。
パンフレットなんかは、3つのパターンをつくるらしく、たとえば「能代に今いない人」に向けてのパンフレットや「能代にきた人(今いる人)」に
向けてのパンフレットなどなど。
そしてそれらは英語などでの表記もしています。
熊野古道についての看板なんかも、かつてはバラバラなデザインだったりしてわかりづらかったものを、統一したデザインにしたり。
ちょっとおもしろかったのが、入込客数の推移をみていたら、世界遺産に登録される前よりもされたあとのほうがだいたい客数増えてるのに、
なぜか温泉だけが減っている。
なぜかというと、客層の変化です。
今までは温泉目当ての団体客などが多かったんですが、ここ数年は温泉目当てではなく、体験だったりグルメだったりといった目的の客になったんです。
温泉が目的地ではなくなったんです。
そして宿泊客も減りました。
が、日帰り客が増えた。
これについては、海外からのお客様は連泊してくれるのでそちらをターゲットにするとかなんとか。
そして一番の良さは、めんどくさい旅行手配をワンストップでできること。
普通なら旅行会社をはさんで宿だのなんだのの手配がされるのでいちいちめんどくさいですが、こちらではそういった煩わしさがない。
ここに頼めばカスタマイズされた自分なりのプランを楽しめる、というのが良い。
少しお値段はその分高めの設定ですが、それでもお客様が心から満足してくださればそんなの関係ない。
そして「地元だからできる」というニッチな需要にこたえるツアーを打ち出す。
能代だとどんなんができるかしら。
井坂直幹ゼミナール&風の松原 とかかなー??
もうあるのかもしれないけどまず発信力が弱くてね~・・・。
今後は「スポーツ観光」や「クアオルト」、「エコ・グリーンツーリズム」の商品を開発していくそうです。
最後にいっていたのが「広域連携には中間支援組織が必要」ということ。
たしかにね!!
これに尽きる。
ワタシのこれからを考えるいいお話を聞けました。
ありがとうございましたー!!!!!
表題の会にいってきましたーε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
第一部は
先進地視察調査報告会
視察先は上高地と屋久島
報告は秋田白神コミュニケーションセンターの代表理事の後藤千春氏と理事の斎藤栄作美氏。
上高地では年間150万人の観光客のうちガイドを利用するのは1万人
主に自然観察ガイド
ホワイトボードや立体地図を利用してガイディング
ガイドには、地元の人とよそから上高地に憧れてきた人の2種類
地元の人には暮らすところがある
よそからきた人は冬場(オフシーズン)の仕事に困る
HPの魅せ方が上手い
ガイドと歩く上高地 というのをどんどん宣伝している
屋久島については
年間30万人の観光客のうち縄文杉登山は9万人、そのうちガイド利用は6割
オフシーズンがない(でもやはり観光客が少ない時期がありその時は各自で研修)
個人・会社などガイド形態は様々
エコツーリズムのサイトで旅行計画がすべてできる
ガイドを顔写真つきで紹介している。指名もOK。
黒石・弘前では
廃校利用で、プログラムの企画実践・地場産の食・山里文化を継承してアレンジした工芸体験
地域との連携
白神とよその遺産・観光地域との違いは
よそのガイドはガイドで生活できる
白神はよそと違ってぱっとみて「うわーすげー!」ってのがない(アイコン・シンボルがない?)
などなど。
で、これらの話を聞きながら自分で思いついたことは
藤里・八峰・能代で連携したプログラムを組む
秋大の観光関係の学部のゼミでガイド養成みたいなのができないか
八峰オリジナルのツアーやモデルコースはないの??
もしあったとしたらその打ち出し方はどうやってるの??
今までの客数や客層は??
ガイドが自分でプログラムを組んでなおかつ臨機応変にお客様に対応するべき
白神を都市部などでPRする場合のターゲットや、基点となる場所・店はどういうものか
都心の山グッズのお店との連携?
そのガイドオリジナルの武器がほしい
観光素材・資源をちゃんと一度洗い出してテキスト化しなくては
そんで、第二部は
田辺市熊野ツーリズムビューローの事務局長、竹本昌人氏による講演会
「世界に開かれた持続可能な観光地を目指して!」~広域的な視点とワンストップサービスの確立~
まずこちらのサイトへのリンクを貼っておきますのでお時間あったらぜひ覗いてみてくださいまし
田辺市熊野ツーリズムビューロー
このお話をきいて、ワタシのやりたいことを今まさに実践しているなーと思って興味津津。
田辺市は平成の大合併でいくつかの町と合併しました。
で、こちらの会社は簡単にいうと、合併前の市町村にあった観光協会はそのままにして、それぞれの観光資源を活かすことをしており、
そしてその各観光協会をまとめてトータルコーディネートしているのです。
基本スタンスのひとつ「乱開発より保全・保存」では、「今」あるものをお客様は見に来るのだから、ということをおっしゃっていました。
そしてもうひとつ「マス」より「個人」。これは、家族や友人同志など少人数のグループで「目的意識を持った」お客様ということ。
そしてなにより、海外からの誘客に力を入れてます。
なので外国の人目線も必要ということで国際観光推進員としてカナダ人の男性もいます。
パンフレットなんかは、3つのパターンをつくるらしく、たとえば「能代に今いない人」に向けてのパンフレットや「能代にきた人(今いる人)」に
向けてのパンフレットなどなど。
そしてそれらは英語などでの表記もしています。
熊野古道についての看板なんかも、かつてはバラバラなデザインだったりしてわかりづらかったものを、統一したデザインにしたり。
ちょっとおもしろかったのが、入込客数の推移をみていたら、世界遺産に登録される前よりもされたあとのほうがだいたい客数増えてるのに、
なぜか温泉だけが減っている。
なぜかというと、客層の変化です。
今までは温泉目当ての団体客などが多かったんですが、ここ数年は温泉目当てではなく、体験だったりグルメだったりといった目的の客になったんです。
温泉が目的地ではなくなったんです。
そして宿泊客も減りました。
が、日帰り客が増えた。
これについては、海外からのお客様は連泊してくれるのでそちらをターゲットにするとかなんとか。
そして一番の良さは、めんどくさい旅行手配をワンストップでできること。
普通なら旅行会社をはさんで宿だのなんだのの手配がされるのでいちいちめんどくさいですが、こちらではそういった煩わしさがない。
ここに頼めばカスタマイズされた自分なりのプランを楽しめる、というのが良い。
少しお値段はその分高めの設定ですが、それでもお客様が心から満足してくださればそんなの関係ない。
そして「地元だからできる」というニッチな需要にこたえるツアーを打ち出す。
能代だとどんなんができるかしら。
井坂直幹ゼミナール&風の松原 とかかなー??
もうあるのかもしれないけどまず発信力が弱くてね~・・・。
今後は「スポーツ観光」や「クアオルト」、「エコ・グリーンツーリズム」の商品を開発していくそうです。
最後にいっていたのが「広域連携には中間支援組織が必要」ということ。
たしかにね!!
これに尽きる。
ワタシのこれからを考えるいいお話を聞けました。
ありがとうございましたー!!!!!