本格小説
2014-09-10 | 読む
時々、BSイレブン金曜日に放送している
「すずらん本屋堂」という番組を見ます。
少し前になりますが
ゲストに出てらした柚木麻子さんオススメの本が
こちら「本格小説」なんですが、
これが大当たり!
とってもおもしろくて、早く続きが読みたいけれど
終わってしまうのは寂しい~この嬉しいジレンマに
久々に身もだえしました(笑)
本の帯に「現代版の嵐が丘」と書いてあるように
上巻の終り頃になってやっとヒースクリフ太郎とキャサリンよう子が登場するんですが
そこまでの道のりの長いこと長いこと・・でもその道程がまた興味深くおもしろいんです。
あと、この小説は
フィクションとノンフィクションの境目があいまいで
思わずネットで <東太郎>を検索してしまいました。
実際にモデルとなった方がいらっしゃって、その方も本を出版されたとか・・。
クラッシックの名盤を聞くと、
耳から入ってきた音楽で身体ごと魂が揺り動かされるような感覚に
おちいる時がありますが
この小説は見事にクラシック。
帯にも生まれながらにして古典。。とか書いてありました、確か、多分(笑)
2014年yukienオススメ本の上位ランクインに決定です^^
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