紅雲町では山車蔵の移転問題が持ち上がり、お草が営む小蔵屋の敷地が第一候補に。
話し合いが必要だが、お草は母の言いつけで「うなぎの小川」とは絶縁状態で、話し合いができない。
かつては親友だった女将と亡母の間に、なにがあったのか。
紅雲町を歩き回るうち、お草は町全体に関わる重い事実にたどり着く。シリーズ第5弾。
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
今年読み納めはお草さんの物語で終わりそうです。
~町全体に関わる重い事実にたどり着く~・・なんちゃって、また大げさな言いようじゃないのさ・・
と鼻白んでいたところ、シリーズ5弾にして最大のミステリ「毒」なストーリーで
とても読み応えがありました。
最初のほうの、さもない人間関係やできごとがすべてつながり、ラストが切なくなにより美しい。
このシリーズはラストがきれい、でもきれい事だけで済ませないところもいいし
読後モヤモヤしないところが好き。
「毒」はすっきり出さないと、結局「自家中毒」になるのよねえ・・。
真夏のさなか、事件解決に奮闘したお草さんが、とうとう救急車で運ばれる騒ぎとなりました。
今年の狂暴な夏を少し思い出しながら・・しかし今は寒くて・・実感を掘り起こし掘り返し。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、ですね。
今回は、器ではなくお祭りの浴衣や和服に関するいろいろも楽しく、
お調子モンのワタクシ、和服で古都をそぞろ歩きしてみたい・・と脳内妄想中。
さてさて来年はどんな年になるのでしょうか。
変異、変化して人間に挑んでくるコロナを手名付けつつ共存する方法を探しつづける
年になるのかあ。。
先日はマイブログに「応援」「いいね!!」をくださってたのに、お礼が遅くなり申し訳ないです。
何時も「読み逃げ」させていただいてます。
あらゆるジャンルの本をたくさん読んでらして、感心しきりです。
きっと「ボキャブラリー」が豊富なことでしょう
今年はとんだ1年のまま終わってしまいますね。
早く以前のような暮らし方に戻りますようにと祈るばかりです。
先が見えないまま新年を迎えることになってしまいましたが、良きお年をお迎えくださいね。
ほんとに大変な年明けになってしまいましたね。
フツーのことがフツーにできなくなってしまうなんて・・私の中では第三次世界大戦勃発!と
位置づけています(笑)のち(涙)
どうぞお元気で~またブログにおじゃまさせていただきますね^^