東雲の途
2021-07-07 | 読む
橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。
探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。
そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。
そこで彼らを待っていたものは…。
著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第四弾。
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
まさかまさか、清之介さんと親分が旅にでるという展開になるとは!
第四弾は、ほとんど同心の信次郎は登場しません。
出てきたら嫌味ったらしい事ばかり言う男ですが、それはそれ、
何やら物足りなく思っていましたが・・・
「シリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」」
清之介さんの商人としての力量がどれぐらい凄いものなのか、伊佐治親分と共に
感心というか堪能できる四巻になっています。
瑠璃から隠れキリシタン、そして紅花の栽培と、見事な推理と行動力の清之介様に
目が離せません。
清之介様だって!(笑)
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