拳銃を持って押し入ってきた男は、なぜ人質に“憎みあう三人の男”の物語を聞かせるのか?
意外な真相が光る「二人の男、一挺の銃」、
殺人事件が起きたコーヒーハウスで、ツケをチャラにするため犯人探しを引き受けた詩人が
探偵として謎解きを繰り広げる黒い蘭中編賞受賞作「赤い封筒」
正統派推理短編や私立探偵小説等、短編の名手によるバラエティ豊かな9編をお贈りします。
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
ついでに、朝刊に大きく載っていた大滝詠一のCD、アマゾンで買ってしまった。
懐かしいなあ~昔よく聞いてましたが。
レコードは何枚か持っているのだけれど、プレイヤーがないので聞けなくて
コロナ自粛でなんとなく憂鬱な毎日ですが、楽しみができました。
で、こちらの小説ですが、タイトルだけみると
謎解き短篇がつまった本、みたいですが、実際はさいごの中編
「赤い封筒」のみが謎解きミステリ。
ヒッチコックとコナンドイルの影響を受けていると著者が書いている通り
昔見たヒッチコック劇場を彷彿とさせる味わいで、とても面白い、というか
そうくるか!うまいなあ!というのが印象です。
一番よかったのは「列車の通り道」、起承転結がはっきりしていて
ドラマか映画を見ているようでした。
てか、映画にしたらいいんじゃないの?(笑)
「赤い封筒」の詩人探偵と田舎出の青年カフェマスター・・・
二人のキャラ設定が、ありがちだけれど面白いので、続編希望します。
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