上は、湊かなえ著<境遇>に出てくる
県会議員の妻が書いて賞をとったという設定の絵本 <あおぞらリボン>
図書館で予約していたのですが、付録の絵本の方が一足お先に届いてしまいました。
ドラマではこの妻を松雪泰子さんが演じたんですが、
映画「フラガール」や松ケンと共演した「デトロイトメタルシティ」のイメージが強くて
最後までなじめなかった・・・のは私だけか
とても可愛い絵本です
下の本は 「カッシアの物語」 アリーコンディ 著
地球温暖化が進んだ未来の果ての世界が設定で
結婚相手や、死ぬ年齢、衣服や食べ物、職業などなど、すべてが決められ管理されている
社会に住む女の子、カッシアが主人公。
彼女が結婚相手にマッチングされたのは幼なじみのイケメンで、ほっとしたのも束の間、
謎の多い男の子カイの登場で、揺れるカッシア
この社会ではみんな3つの錠剤の携帯を義務づけられていたり、文字を書くことを
禁じられていたり、とにかく禁止禁止のオンパレード。。
それでも静かに物語は進んでいくのですが、後半も終わりかけにようやく
何かが変わろうとする兆しが見え隠れしはじめます。
多分、壮大なお話になるであろう予感のする最初の一冊目、続きが楽しみです。
ジャンルでいうと、ハリーポッターとかトワイライト系、ちなみに
ディズニーが映像権を買ったそうですよ~それもまた楽しみです
これからおもしろくなるだろう期待をこめて
次の2冊はミステリーです。
右は <春から夏、やがて冬> 歌野晶午 著
何年か前の著書 <葉桜の頃に君をおもうということ>では
見事な大どんでん返しに、小気味良くというか、まんまとはまってしまったので
今回は 二度と同じ徹は踏まないぞ!と 注意深くそろりそろりとページをめくり・・
う~ん、まあ、ちょっとどんでんが弱かったかなあ~というのが印象です。
えいやっ!と背負い投げ一本、されたかったんですが
よくできてますが期待度が大きすぎたのでちょっと残念
左は <存在しなかった男> 大村友貴美 著
新婚旅行の帰り、突然消えてしまった夫を探すうちに、夫の真実の姿が
だんだんあきらかになっていくというお話で二つの殺人事件がからんできます。
次の行 少々ネタバレですが・・・・
半分読んだくらいから 「太陽がいっぱい」 かな と・・・
リプリーがもう少し魅力的に描けていれば~とか、警察官男女2人もよくあるタイプだし・・
するりと感情移入できるキャラに仕上げて欲しかった残念
基本、本は図書館で借りて読む主義ですが、
こちらは帯のキャッチコピーにつられてつい購入した本です。
「77日間であなたの身体は着実に変わる」 ほんまやなっっっ
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