
<陽だまりの彼女> 越谷オサム 著
本の裏には 「完全無欠の恋愛小説」とあるし、書店に平積みされた横にも
書店員さん手書きで 「貴方もステキな恋がしたくなる・・ムネキュンの恋愛小説」
などとというポップが置かれているので、
よーし、久々に恋愛モード突入や~ とワクワクしながら読み出したが
なかなか この陽だまり彼女マオちゃんに感情移入できなかった
コウスケとマオちゃんは、恋愛スタート直後の嬉し恥ずかしホンワカムードで
イチャイチャと楽しそうなのだが・・・うーん・・・何かなあ・・・。
そして、だんだんと彼女の謎めいた部分が出始めると、どうもミステリーを
読んでるような気持ちになってきた。
そしてラストは、おお!そう来たかい!というような、アクロバティックな展開に。
わたし的には(この言い方嫌いなくせに便利なのでよく使う)
恋愛小説ではなくファンタジー小説のくくりに入れたい。
確かに二人の相手を思いあう心にじーんとこない事もないが、それを吹き飛ばすくらい
彼女の謎にインパクトがあり、謎が解けたことでスルスルといろんな事のつじつまが
合っていくのが心地よかった。
そして、タイトルである 「陽だまりの彼女」 なんとしっくり来ることか。。
これから読んでみようと思われる方は本のうしろの解説は読後に読まれることを
オススメします。
〇〇好きな方にはオススメ
ああーー〇〇、ばらしたい (笑)
<その時までサヨナラ> 山田悠介 著
久しぶりに、読み終わってから、時間損した・・・と感じる本だった。
仕事一筋で家族をほったらかしにしている男、夫婦仲も最悪だが、
妻の突然の死で一人息子を育てなければならない状況に。
妻の両親の引き取りましょう~の申し出にこれ幸いと丸投げしようとしている男の前に、
妻の友人だと名乗る女性が現れる。
何故か息子は彼女によくなつき、なりゆきで3人の同居生活が始まるが・・・。
仕事ひとすじ男の反省と再生の物語ですが、
レールの上をちまちまと走る電車、車窓からはどこかで見たような景色ばかりで
わたしには退屈だった。 で・・・
もうひとつは、ただいま新聞連載中らしい
<だから荒野> 桐野夏生 著
妹が 「おもしろいよ~ 読んでみ~」 と 切抜きを1~76まで綴じてくれました。
いや~確かにおもしろい、ていうか、身につまされる(笑)
主人公は更年期真っ最中のともみサン、息子や夫から化粧や洋服のセンスを
ボロクソに言われ、バカにされ、タクシー代わりにこき使われ、
いよいよ我慢の限界を超えたよもみサンは家を出る決心をする。
自称他称とも料理下手の彼女・・・息子のお弁当はご飯の上にさつま揚げをのせただけ、
冷蔵室はカラッポでも冷凍室はチンするだけの食べ物で満杯というツワモノ
ダンナは食べログではちょっとした有名人・・自称グルメで見栄っぱり
「そんなことじゃ社会じゃ通用しないぞ」 が口癖で、ひっくりかえして「会社」にしたり
「現場」とか「世界」とか言い換えて武器にしてるらしいヘナチョコ
息子ふたりも、あ~いるいる!って思わせるちょっと今風のいらっとさせるキャラで
このあたりさすが上手いです。
これからの展開が楽しみですが、
だから荒野・・・うーん・・・イミシンなタイトルですなあ。。
>「貴方もステキな恋がしたくなる・・ムネキュンの恋愛小説」
もう7年前にムネキュン経験済みなので、今からはよほどでないとムツカシイ~のでは?^^;
新聞連載の切り抜き、凄いなキョウコちゃん!(元気?キョウコちゃん)
これはホックシナ、毎○新聞?ちらっとヨンだ記憶あり、(ぎょとされたお出かけ衣装のところ)なかなか面白そうと思いながらもその後、目を通せていません。。。
その切り抜き、読ませてほすい~(爆)
こちらの方がよりより身近で現実的でしっくり行くかと思いますで~~~(笑)
「陽だまりの彼女」って絵は可愛いな~
と本屋さんで見てました。読んでみよう。
この前 図書館で前読んだのと同じ本を
貸りてました。読みはじめてあ~と気が
つきました。これも歳のせいかしら?
仰せのとおり、もうしんどいかも・・です。
切り抜き読んだら処分してって妹に言われてましたが、取っておきますわ^^
私も同じ本を読んで半分くらいで気がついた事あるよ~♪
まあ~お互い笑い話を貯めましょう。