警察小説です。
全編抑え目で渋く、当たり前ですが
チャラチャラしてません(笑)
警察学校での成績が同点で一位だった
戸柏耕史と陶山史香。
彼らは卒配後も手柄を争い出世していくが・・・。
なぜ二人は張り合い続けるのか?
ベストセラー「教場」につづく異色の警察小説。
これが帯の文句ですが、
確かに「教場」はある意味衝撃でした。
警察学校って、こんなにえげつない所なのか(笑)
規律は軍隊並みで、暗い、陰湿、いじめ日常茶飯みたいな?
警官を目指す青少年たちにはあまり薦めたくない「教場」
でしたが、
この本は警察学校を出てから、2人が退職まじかという年齢
まで30年くらいでしょうか・・2人の歴史がつまってます。
なんか読み終わってすっきりしないんですよ。
なんでかな~と自分なりに理由を探ってみると
以下ネタバレ盛りだくさんなので注意です。
史香が薫の義父殺しの犯人ということを皆気づいていたのか?
だったら、署長まで出世するのはおかしいし。
布施と情報屋が会うカフェを教えたのは誰?
自首する時期があまりにも遅すぎないか。
あかねの虐待父をあんな風に放免してしまうのはどうか・・
わざと転んでケガをしろと言われ、そのいいつけを守る子が
父と耕史のどちらを選ぶかは決まり切っている。
後半は出番がないが、警官だった姉の和歌子はどうしたのか?
ほかにももろもろ細かいことが判然とせず、もやっとしてます^^;
ちなみに、タイトルのタンデムってなんなん?とおもい
チラリと調べてみると、2人乗りとか二人二つの意味
らしいです。
あ~「64」横山秀夫著 みたいな警察モノが読みたいよー。。
高額すぎてなかなか本を購入 というわけにもいかず
もっぱら図書館頼みです。でも回ってくるのが遅い遅い。
おとついようやく「虚ろな十字架」をよみました。
重い話ですよね・・。でも さすがは東野圭吾 あっという間に読み終わりました。
最近通勤の友がゲームになっていたので、心をいれかえて読書に切り替えようかと思う今日この頃です。
年末になると本年度のベストミステリが
ぞくぞく発表されますが、読んだ本が入っているとなんか嬉しい~♪もんですよね。どうぞよいお年をお迎えください~来年もよろしく^^
桜が咲き始めましたよ~(*^_^*)
お待たせしたようでごめんなさい!
昨日撮りたてのホヤホヤザクラUPしましたので
よかったらご覧くださいね。