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群青のタンデム

2014-11-07 | 読む


警察小説です。


全編抑え目で渋く、当たり前ですが

チャラチャラしてません(笑)



警察学校での成績が同点で一位だった

戸柏耕史と陶山史香。

彼らは卒配後も手柄を争い出世していくが・・・。

なぜ二人は張り合い続けるのか?

ベストセラー「教場」につづく異色の警察小説。


これが帯の文句ですが、

確かに「教場」はある意味衝撃でした。


警察学校って、こんなにえげつない所なのか(笑)

規律は軍隊並みで、暗い、陰湿、いじめ日常茶飯みたいな?

警官を目指す青少年たちにはあまり薦めたくない「教場」

でしたが、


この本は警察学校を出てから、2人が退職まじかという年齢

まで30年くらいでしょうか・・2人の歴史がつまってます。


なんか読み終わってすっきりしないんですよ。

なんでかな~と自分なりに理由を探ってみると




以下ネタバレ盛りだくさんなので注意です。



史香が薫の義父殺しの犯人ということを皆気づいていたのか?

だったら、署長まで出世するのはおかしいし。


布施と情報屋が会うカフェを教えたのは誰?


自首する時期があまりにも遅すぎないか。


あかねの虐待父をあんな風に放免してしまうのはどうか・・

わざと転んでケガをしろと言われ、そのいいつけを守る子が

父と耕史のどちらを選ぶかは決まり切っている。


後半は出番がないが、警官だった姉の和歌子はどうしたのか?


ほかにももろもろ細かいことが判然とせず、もやっとしてます^^;


ちなみに、タイトルのタンデムってなんなん?とおもい

チラリと調べてみると、2人乗りとか二人二つの意味

らしいです。



あ~「64」横山秀夫著 みたいな警察モノが読みたいよー。。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すっかりご無沙汰でございます・・ (reiko)
2014-12-03 14:47:58
いつも yukienさんの書評には影響をうけています・・

高額すぎてなかなか本を購入 というわけにもいかず
もっぱら図書館頼みです。でも回ってくるのが遅い遅い。
おとついようやく「虚ろな十字架」をよみました。
重い話ですよね・・。でも さすがは東野圭吾 あっという間に読み終わりました。
最近通勤の友がゲームになっていたので、心をいれかえて読書に切り替えようかと思う今日この頃です。 
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reikoさんへ。。 (yukien)
2014-12-18 19:04:44
お返事遅くなってスミマセン!
年末になると本年度のベストミステリが
ぞくぞく発表されますが、読んだ本が入っているとなんか嬉しい~♪もんですよね。どうぞよいお年をお迎えください~来年もよろしく^^
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あなたのファンより (Unknown)
2015-03-27 21:46:48
まだ冬眠中ですか?
桜が咲き始めましたよ~(*^_^*)
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桜が・・ (yukien)
2015-04-03 15:23:56
コメありがとうございます^^
お待たせしたようでごめんなさい!
昨日撮りたてのホヤホヤザクラUPしましたので
よかったらご覧くださいね。
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