
金堂の隣にあるのが木々の向こうに見え隠れしている写真の講堂、
こちらには立体曼荼羅があります。
中央の大日如来を囲んで、計二十一の仏さまがずらーりと揃う様子は
荘厳というか厳粛というか、画数の多い漢字二文字を使いたくなる景色です。
パンフによれば・・・
弘法大師の密教の教え、密教浄土を立体化したものだそうですね。
私が一番見たいというか、興味のあるものは
夜叉や不動明王のような怒りの仏像の台座で踏みつけにされている生き物たち。
「いてて!」 とか 「ごかんべんを~!」とか 言ってるような
少しコミカルな表情の鬼とか生き物をみるのが
とても好きなんです、実は(笑)
メラメラと炎のように伸びやかな動きのある仏像と足蹴にされて窮屈な空間で
縮こまっている鬼の対比が面白い。
阿弥陀さまとか如来さまの台座は、ほとんどが
蓮の花だったり美しい動物や植物でそれももちろん趣があって良いんですけれど。。
こちらではたくさんの種類のとても見事な仏像彫刻を堪能させていただきました。
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