党市議団事務局長のあぐい武夫さん(衆院千葉1区)と、地域の支部のみなさんと一緒に宣伝です。20年前の24日に、消費税導入が決められました。97年には3%から5%へ引き上げられ、景気が上向いてきたところに直撃し、その後景気が低迷したことを覚えています。
消費税導入後、税収は188兆円になり、その同じ期間で、大企業と大資産家の方の減税は159兆円、軍事費20兆円増となっています。消費税分の税収がこうしたことに注がれた計算になります。
政府が発表した税財政改革の中期プログラムでは、「消費税含む税制改革を2011年に実施」とし、「法人税実効税率の引き下げを検討」と、政府は3年後の消費税増税と大企業減税をセットでおこなう考えです。
イギリスでは、経済危機に対する景気刺激策として消費税減税と低所得者の所得税減税、高額所得者の増税を発表。このブログでも以前お伝えしましたが、EU連合では、いまの経済危機に対応するため、消費税や個人所得税の減税を求める「欧州経済回復計画」を発表しています。
消費税は、所得の少ない方ほど重い負担となる税制です。毎日必要な食料品、この非課税をすることによって「貧困と格差」の広がりを少しでも解決することにもつながり、景気にも刺激を与えることができると思います。
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