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今日は午後2時から日本共産党市議団主催で、「市民とともに病院づくりを~新病院に関する出前講座&意見交換会」を美浜文化ホール・音楽ホールで開催しました。のじま友介市議、中村きみえ市議、もりた真弓市議、白石ちよ衆院千葉2区予定候補も参加しました。司会は、あぐい初美市議が行ないました。
前半は、まず新病院の完成予想の動画を視聴し、病院局から4名の職員から新病院の実施設計の概要に基づいて説明し、事業費が増額となって開院時期が2026年秋ごろの予定であることや、今後となりますが病院名を公募することなどの説明がなされ、質疑応答が行われました。
泌尿器科や整形外科医の増員、震度6以上に耐える耐震性や津波の災害対応、周辺道路の液状化対策、入院・外来患者の動線に関わるエレベーターの基数、病院へのバス路線と独自のバス確保、女性用トイレの設計(増設)変更などについて質問がありました。
後半は、日本共産党千葉市議団のこの間の取り組みについて私から報告を行ないました。公立病院に関わる代表質問や一般質問を年3~4回行なって充実を求めていることや、今後の取り組みなどについて報告しました。
参加された白石さんからは、医師だけでなく看護師などの職員が休める場所の確保や病院内の案内など弱視の方への対応について要望されました。「かつて整形外科で手術したが他の診療科目だと紹介状がないと初診扱いになるのはどうなのか」「個室5割確保することへの市議団の評価」「会計の待ち時間が長いなどオーダリングシステムはどう機能しているのか」「事業費が増えているが新病院建設の財源はどうなっているのか」などの質問や意見、要望が出されました。
今回は病院局職員に概要を説明していただきましたが、期待とともに質問や開院して本当に市民のための病院になるのかなどの不安も出されていたのが特徴です。今回もテーマにあるように「市民とともに病院づくりを」は、常に考えていかなければならないと思います。
千葉市としても病院局だけでなく、関係部局との連携を行なっていただきたいと思います。