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今日午後1時に、千葉市長あてで「陸上自衛隊木更津駐屯地へのオスプレイ「暫定配備」に関する緊急申し入れ」を行ないました。
ご承知のように、山口県の米軍岩国基地で点検が行なわれていた陸上自衛隊Ⅴ22オスプレイが8日(6日は悪天候で延期)と10日に1機ずつ飛来させるとしています。
昨年の防衛省の説明では、オスプレイ配備後の訓練場として、習志野駐屯地も想定されています。現在、木更津駐屯地と習志野駐屯地を行き来する自衛隊機と同様に千葉市の上空を飛来することも考えられます。オスプレイは機体構造の欠陥が指摘され、重大事故が相次いでいます。現在でも千葉市は羽田空港に着陸する旅客機の騒音に悩まされ、さらにオスプレイの爆音と事故の危険にさらされるようなことは決して容認できるものではありません。
これまで、住民への説明は木更津市内で行われただけであり、県内の各自治体での住民への説明も行われていません。安全性も確認されず、事前の説明もないままの「暫定配備」は千葉市民としても納得できるものではありません。船橋、習志野、八千代の3市長は連名で暫定配備に関する要請書を提出しています。
【申し入れ項目】
1.千葉市としても防衛省に対し、陸上自衛隊のオスプレイの飛来や運用のあり方、機体の安全性、騒音による生活環境への影響など情報提供を求め、市内での説明会開催を要請すること。
2.市民を事故の危険や騒音被害にさらす、陸上自衛隊オスプレイの木更津への暫定配備の撤回を国に求めること。
日本共産党中部地区委員会と党千葉市議団の連名で千葉市に対して以上の項目の申し入れを行ない、対応した総務局長は、「3市や県の状況を把握して対応したい」と答えました。この申し入れには、寺尾さとし前県議(衆院千葉2区予定候補)も同席しています。