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先日、再び福島県楢葉町と、楢葉町と富岡町の町境へ行きました。福島第一原子力発電所から20キロ圏内で、前回訪れた時にあった上繁岡での規制がさらに6キロ先となっていました。各地区に、白いテントが張られているのが、前回来た時との違いです。除染作業で出た木や草、土壌を入れたフレコンバッグが野ざらしにされ、山積みされていました。テントは仮置きのためのものと思われます。
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今回は沿岸部に行くことができました。津波の被害が残されたままとなっていて、耕運機やトラクター、乗用車、軽自動車が元は水田であったと思われるところに残されたままでした。道路も段差ができたり、剥ぎ取られた箇所もあり、気をつけて走行しなければなりません。防潮堤は崩れた箇所やフレコンバッグで応急措置されていました。瓦礫などは取り除かれてはいますが、震災後そのままの状況のようです。亡くなられた方や被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。
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福島第一原発に近づくにつれて、はりつめた空気が漂っているようにも感じました。汚染水が地下を通り、海へ流出していることが参院選後に発表されましたが、収束とは程遠い状態にあるにもかかわらず、再稼動を進めようとして、原発事故で起きている現在の状況に向き合わないこと事態、異常であると言わざるをえないのではないでしょうか。