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5日から11日まで、家族と義母、妹夫婦の6人で旅行に行っていましたので、ブログの更新ができませんでした。旅行の内容については後日報告したいと思います。
6日と9日に広島市と長崎市で平和祈念(記念)式典が催されました。毎年、両市の平和宣言と首相の挨拶が注目されていますが、今年はどうだったのか。
広島市の松井市長は「平和宣言」を行い、市長は、平和首長会議が国連やNGOなどと連携し、同会議が掲げる20年までの核兵器廃絶へ「核兵器禁止条約の交渉開始を求める国際世論を拡大します」と表明。「今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義の下で69年間、戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります」と宣言。
長崎市の田上市長は、「長崎平和宣言」で、核兵器の恐怖は「世界がかかえる『今と未来の問題』」として、「核不拡散条約再検討会議にむけ、核兵器保有国とその傘の下にいる国々に呼びかけます。『核兵器のない世界』の実現のために、いつまでに、何をするのかについて、核兵器の法的禁止を求めている国々と協議ができる場をまずつくり、第一歩を踏み出してください。日本政府は、その先頭に立ってください」と政府の行動を促しています。
被爆者代表の城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんが、いま、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です」と平和への誓いを読み上げました。
一方、安倍首相の広島市の式典での挨拶は、一部を除いて昨年とほとんど同じ内容です。被爆国日本として、世界に戦争の惨禍を繰り返さないことや核兵器廃絶を正面から訴える姿勢がありません。
写真は千葉市役所1階ロビーで15日まで開催されている「千葉空襲写真パネル展」です。千葉市も「平和都市宣言」の最後の一文で、『私たちは、核兵器などによる戦争への脅威をなくし』と宣言しています。こうした宣言に基づいた行動が求められています。