佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

日進市のエコドームを視察

本日、愛知県日進市のエコドームを先輩の小関議員、福永議員と視察しました。
日進市は、人口が約7万8千人・約3万世帯(2007年4月1日現在)です。豊田市に隣接していることもあり、トヨタ自動車の労働者の居住地として、また下請の事業所、自動車販売などの経済基盤があり、さらに私立大学・短大もいくつかあり、学問の街という顔をもっています。平均標高は約70mでなだらかな丘陵地です。巡回バス(100円)が7コースあり、市民の足として重要な役割を果たしているそうです。名鉄バスが一方で路線の廃止があるとのこと。

今回視察先となったエコドーム(日進市中央環境センター)が建設されたのは今から8年ほど前、それまでは、焼却炉で何でも燃やすのが当たり前となっていて環境への配慮がなされていなかったようです。設置のきっかけとなったのは、市の職員のアイデア、大学、市民団体との連携・共同です。

エコドームの利用状況は、平日で600~900台、休日は800~1000台(多い時は1200台)の来場車があります。私たちが視察をしている時も、車が引っ切りなし、エコドームの駐車場に入ってきます。ほとんどがリピーターとして来ているとのこと。学ぶべき視点があるなと思ったのは、行政がシステムをつくっても2割程度の利用者まで。それ以外の8割の市民にどのようにひろげていくのかを議論、研究されたそうです。市内に約100ヵ所の資源回収ステーションを設置(公共施設やスーパー、コンビニ)し、場所によって回収できる品目は限られますが、市は事業者に対して、集められる品目をお願いし、少しずつ品目を増やすお願いをしています。資源回収品目は、紙類6種、ぼろ布、プラスチック類4種、危険物2種、びん類2種、缶類2種、その他8種です。3年前から資源回収品目の中で売却できるものは全て売却し、今年度は300万の収入とのこと。

新住民も増えており、子育て世代にどう取り組んでいただくかが課題となっているようですが、身近なところでの資源回収の啓発をされている行政としての努力を感じることができました。

写真は、エコドームの内部で、正面の「あいさ」は、子ども用品のリサイクルショップです。

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