佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

政治の知恵と力で…与野党共通の認識に

昨日、衆議院予算委員会で、志位和夫委員長が質疑に立ちました。大企業が赤字を理由に、「派遣切り」を行い、本来、正社員にすべき労働者までも切り捨てる実態を示しました。
志位委員長は、3年の期間制限を超えた派遣労働者への直接雇用の申し出義務を定めた労働者派遣法の原則を確認した上で、偽装請負・クーリング期間は派遣期間に通算されるのかと問うと、「通算される」と舛添厚労相が答弁。いすゞで5年10ヶ月も働いていたTさん、初めの2年半は偽装請負、その後派遣に切り替えし、派遣期間上限となった後、期間社員になったがたった3ヶ月で、再び派遣に。

そして志位委員長は、「とっくに正社員になっているべき労働者。直接雇用の申し出もないばかりか、『派遣切り』で職も住居も奪われる。理不尽ではないか」と首相に質すと、「明らかに違法だ」と答弁せざるを得ませんでした。

この間の大企業の内部留保問題でも、97年の内部留保は88兆円(全産業非正規労働者1,152万人)が、07年には120兆円(同非正規労働者1,732万人)に増えている、「この内部留保を1%使えば40万人の非正規社員の雇用は維持できる」と志位委員長は首相に迫ると、「もっとがんばれるところがあるのではないか」と大企業の体力を認めました。

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