公立保育所における完全給食の実施について取り上げました。給食が子どもの心と体を育てる保育の一環であるという基本は、子ども子育て支援新制度の下でも変わりません。
千葉市の公立保育所では3歳以上児については、主食を持参することになっています。さかのぼれば、昭和50年4月7日の「児童福祉法による保育所措置費国庫負担金について」の廃止がされ、事業費の中の一般生活費・入所児童の給食に要する材料費で、「3歳以上児については副食給食費とする」ということが示され、このことに基づいて、現在実施されています。
他市から引っ越してきた子育て世帯からは、「何で千葉市の公立保育所は主食である白飯やパンを持参しなくてはならないのか」という声があります。
市は、「主食提供を行うための設備・人件費の問題や、3歳以上児の給食が副食給食とされていることから、保育料のほかに実費負担が生じることなどが挙げられます。なお、今年度の公立認定こども園移行の際に、主食提供をモデル的に実施するため、入園児童の保護者にアンケートを行ったところ、希望者が少なかったことから、実施に至らなかった経緯があります」と答えました。
新たな負担が生じてしまう課題がありますが、今日、新日本婦人の会のみなさんが保育給食の件で担当課と懇談した中で、「アレルギー対応のためにも完全給食が良いのでは」という意見もあり、保護者の中に望む声があります。
引き続き、調査していきたいと思います。
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