17日、日本共産党千葉県議団と千葉市、市原市、船橋市、習志野市、市川市、浦安市の6自治体の党議員団で、熊谷県知事に対して新湾岸道路建設の中止を要請しました。
各自治体の議員から、「三番瀬に飛来する野鳥の数や貝類が激減していることを調査すているのか」「新湾岸道路によって三番瀬と谷津干潟が分断され、自然環境が破壊されれば県の再生計画と矛盾する」などの質問や意見が出されました。
私からは「大型車両の流入などによる排ガスが増え、住環境に影響が出る懸念がある」「意見を聞くというなら自治会単位でも説明するべきではないか」などの意見を述べました。 千葉県側はこちらから出された意見に対し「総合的な検討はしていない」と答える一方、「道路整備は必要であり、全力あげて取り組む」としています。
道路整備はどんなに早くても20〜30年かかるとされています。人口減少による車保有台数の減少、自動運転などの技術進展などが想定される中、渋滞も解消される中で、道路の必要性が問われます。
各議員団からも既存道路の改良による渋滞解消や生活道路の改善を優先すべきという意見が相次ぎました。