野良犬の優雅な毎日

只今WORLD ORDER(ワールドオーダー)に夢中なマイニチ。

和洋折衷の魅力・旧古河庭園

2015-02-15 23:14:43 | お出かけ
もう2週間も前になってしまいましたが、さかのぼって2月1日のこと。

ロケ地めぐりの前にそゆるさんにお付き合いしていただいて、とある場所に行って参りました。

そゆるさんとの待ち合わせはJR京浜東北線上中里駅。
そこから徒歩7分で到着したのはこちら。

石造りの洋館が素敵な旧古河庭園です。

古い建物、特に明治大正に建てられた洋館好きの私としましては、一度は行っておきたかった場所。

庭園への入場料は150円。

バラの咲き誇るイングリッシュガーデンが素敵なのだそうで、このシーズンに訪れる人はあまりいないみたいです。
庭園内はバラのシーズンに向けてお庭の手入れをしている人がいるだけでとっても静か。



この洋風の庭園の階段を下っていくと、そこは意外にも和の世界がひろがっていました。




奥のほうには茶室もあって、ここで茶道教室が行われているみたいです。


バラは見られなかったけど、数日前に降った雪がまだ残っていて、それはそれで趣がありました。


分厚い氷の鏡も。


800円の入館料を払うと、解説付きで建物の中に入ることができるのですが、これは是非入ってみて欲しいです。

外からみると、どこからどうみても洋館なのに、2階には和室があって、仏間まであるんです。
ビックリです(*_*)

1階の広間や食堂も素敵。
そして持ち主だった古河虎之助のお写真、美男子(“イケメン”は似つかわしくない感じ)でした^^


建物の設計は偶然にも先日見かけて気になったニコライ堂と同じジョサイア・コンドルさん。
この時代にこんな技術があったことも、外国人がここまで日本の風土や文化を考えた設計をしているのも驚きでした。

戦後崩壊寸前だった建物だそうですが、修復・保存されて本当に良かったなあと思います。


そしてかなり余談なのですが、旧古河庭園のある東京都北区西ヶ原って地名、どこかで聞いたことがあると思ったら、
私が高校時代に好きだった浅見光彦さんの家がある場所ではないですか(^^)

駅前の神社とお団子屋さん、そういえば小説にでてきたわ~。

ということで、旧古河庭園内のカフェも今回時間切れで入れなかったことだし、また次回バラのシーズンに行ってみたいと思います。