果てしないたわごと。

私の気持ちのままに言葉を綴っています。
暖かい目でお付き合い頂ければ幸いです。。

おばあちゃん。

2016-03-20 01:22:00 | たわごと。
◆私が紡いだ言葉たちの無断使用はお断りです◆



今日はちょっと陰気臭いお話をさせてもらいますね。
完全なる、空に向けた独り言です。



3月17日の朝早く、祖母が眠るように息を引き取りました。
昨日の通夜までは実感がわかなかったけれど
今日のお葬式で、お別れなんだと実感しました。

ゆっくりと段階を踏んで、心の準備をさせてくれたおばあちゃん。
大往生だったし、心の準備もできていたのたで
悲しいって気持ちはないんだけど、やっぱり寂しい気持ちはありました。
だって、物心がついた時から一緒に住んでいたおばあちゃんですもん。



一緒に住んでると可愛いだけの孫ではいられなかったし
最後の2年は、おばあちゃんにとって厳しい孫だったと思います。
余裕もなくて、おばあちゃんにキツくあたった時も多々あったし。

何度も「ごめんなぁ」って言われても、イライラしたときもあって
「可愛くない孫でごめんね」って、後で罪悪感を感じたりして。
それでも、どの孫よりも1番親身に向き合ってきたと自負はありました。

認知症も進み、いろんなことを忘れていった最後の入院してた期間に
「あの子は、言葉はキツイけど心の優しい子や」って言ってくれていたらしくて
「ごめんね、ありがとう」ってグッてくるもんがありました。



数日前、「冷たーいもんが食べたい」って言い出したので
医者に確認をとって、大好きだったバニラアイスを急遽買いに行って、口に入れてあげました。
「アイスは美味しいなぁ、夏はこれが1番や」と、季節は間違っていたけたけれど満足げでした。

帰る時に「また買うて来てなぁ」って言っていたおばあちゃん。
「うん、また買って来るなぁ」って私。
これが最後の会話でした。



いろんなことを忘れていっても、私を覚えていてくれてありがとう。
可愛がってくれてありがとう。
私の幸せを願ってくれてありがとう。
私の成長を見守ってくれてありがとう。

おばあちゃんが大好きでした。
ほんとうに、お疲れ様でした。
さよならだけど、さよならじゃないよ。




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