6月1日(月曜日)
弟が大山の新緑が素晴らしいので、案内をしてくれると言っています。お言葉に甘えて案内してもらうことにしました。8時半に出発して、最初に向った先は、 「一向平(いっこうがなる)野営場」 。途中、ヤマアジサイがいたる所に咲いています。見たとき撮れば良かったのですが、どこでも見れるだろうと楽観していたのが間違いでした。
結局咲いていたのは、そこだけで撮影出来ませんでした。一向平(いっこうがなる)野営場で、ヤマボウシやらナナカマドを観察しました。
カッコウが、「カッコウカッコウ」と鳴いています。声は聞こえても姿が見えません。姿を見せろ!と叫んでも現われません。照れ屋なのかな?
裏大山をぐるりと回ります。今度はピンクの花がやけに目に付きます。
この花は「タニウツギ」です。京都では、このピンクの花を探し求めても簡単には見つかりません。
ここ大山では、咲いている所には、もういいでしょうと言いたいくらい一面に咲いていました。お蔭さんで、目も頭もピンクに染まってしまいました。
このままでは、エロ爺と言われかねません。「もうなっている」誰ですそんなことを言う人は。
広々としたスキー場が現われました。
ここは鏡ヶ成で、気持ちの良い草原です。リフトの近くに、橙色の何かが見えます。私は「あれはゴミ!だ」と愛妻に告げました。弟はそばまでスタスタと歩いて行きました。橙色のそばで、弟は写真を撮っています。ゴミは写さないだろうと、私も確認に行きました。おやおや花ではありませんか。
ツツジにしては少し違うなぁ。帰宅して調べてみました。この花は、「レンゲツツジ」と判明しました。また賢くなってしまいました。どうしましょ。大山は見る場所により、表情がまったく違います。
車で一周すれば良く分かります。日野川沿いの国道181号を走っていると、溝口町(みぞくちちょう)内の左岸高台に、巨大な鬼のブロンズ像が見えます。
「とっとり花回廊」への入口に当たります。このブロンズ像は伝説の鬼・大牛蟹(おおうしかに)だそうです。「鬼ミュージアム」の屋上にどっかりと腰を下ろしています。この辺りはどこを見ても「鬼」の文字が目に入ります。
山は鬼住山(きずみやま)、橋は鬼守橋(きもりばし)、トイレや電話ボックス、マンホールに至るまで、鬼だらけ。これも町起こしですね。昼になって来ました。「麺類が食べたいね」と言うと、弟の嫁さんが、「名和のうどん屋さんに行きましょう」。連れて行ってくれたお店は、海が見えるうどん屋「手打ちうどん醍醐」でした。
4人それぞれ好きなうどんを注文しました。
太いうどんでしたが、腰もあり美味しくいただきました。西伯郡を過ぎると、地元東伯郡になります。鳥取県名物の「風呂敷まんじゅう」を売っている創業145年の店に立ち寄りました。
1個試食とは嬉しいですね。試食でそんな店は初めてです。
久しぶりに食べました。美味しいね。お土産に買ってもらいました。
5時間の大山新緑ツアーもこれでお終いです。お世話になりました。有難う!
帰路も中国道で帰ります。ナビに自宅を入れると、自宅まで253キロ、到着予定時間は18時12分の表示です。飛ばします、飛ばします。そんなに急いでどこへ行く。右上を見上げれば、モノレールが走っています。
もう豊中です。ここから自宅まで40分ほどです。無事到着しました。今何時? 「17時8分」 あのナビの予定時間は何ですか? 壊れているのかな?
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