12月4日(金曜日)
プールの帰りに宇治田原町の「柿屋」を見学に行きました。宇治田原町の柿屋は「荒木地区」「立川地区」「禅定寺地区」の三地区で見学出来ます。一番大きな柿屋が有るのは「立川地区」。今日は見学時間が3時半と遅かったので、立川地区の三つの柿屋を見学しました。柿屋と1年ぶりのご対面。





柿屋は稲刈りの終わった11月の上旬に、田んぼの中に立ちます。干し柿は通常は吊るします。全国広しと言えど、吊るさないで「柿屋」で干し柿を作るのは宇治田原町だけ。柿は「鶴の子」と言う渋柿を使います。この渋柿は熟しても不味いので、鳥は食べません。富有柿であればカラス、ヒヨドリが食べに来ます。「柿屋」で2週間乾燥させて、田んぼの上のムシロで10日ほど天日干しをして最終工程に入ります。最終工程は”ヒル”と言って、ザルの上で柿を転がすか、専用の ”もむ機械” で仕上げます。
この作業を繰り返し、あの白い粉を吹かせます。出荷は13日から始まり、主に京阪神地区に贈答品として人気があるようです。古老柿(ころがき)は宇治田原町のJA農産物販売所、近辺のJA農産物販売所、行けば買うことが出来ます。
この作業を繰り返し、あの白い粉を吹かせます。出荷は13日から始まり、主に京阪神地区に贈答品として人気があるようです。古老柿(ころがき)は宇治田原町のJA農産物販売所、近辺のJA農産物販売所、行けば買うことが出来ます。
一番大きな「柿屋」は高さ9メートル。干してある柿は4~60,000個。
生産農家は約20軒。宇治田原町の生産は約20トン。
今日は見学時間が遅かったので、も一度見学に行く予定。柿屋を知ったのは14年前の定年後の話で、毎年見学行っています。行く度に知識が豊富になり、コレ以上知識を吸収することは無いと自負しております。用は生産者と話をするに限ります。知らないことは聞けば、喜んで話していただくことが出来賢くなりました。
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