柿の木が倒れ様子を見ていたところ、折れた幹にこれから羽化するセミが止まっていた。時間はまだ15時半くらいだ。普通セミの羽化は夜中とか明け方に始まるので、こんなチャンスはめったにない。童心に返り、家に持ち帰り観察して見ることにした。
金網のザルを伏せれば立派な虫かごだ。2時間後に気がつけば立派な羽が揃っていた。この時点ではセミの羽の色は薄いエメラルドグリーンだったが、2時間後はアブラゼミの茶色がうっすら現われた。そして午前3時半には
一人前のアブラゼミに変身していたので逃がしてやった。今までセミはメスが鳴くものだと信じていたが、間違って覚えていたようだ。鳴かないセミは子供の頃は興味が半減し、すぐ逃がしていた。やはりどう考えても逆なのでは?だって男は黙って○○ビールじゃない。飲みすぎては人生を健康で豊かに過ごすことは難しいが、チャレンジする価値はある?ない?アリ~乾杯!
[アブラゼミの一生]
アブラゼミが幼虫として土の中で過ごす歳月は長く、平均6,7年と言われています。
殻を破って飛び出した地上での寿命はわずか2~3週間あまりです。
限られた時間の中、オスはメスへのラブソングを歌いあげます。
[人の一生を1週間にたとえた詩]
セミはたとえではなくて、この詩のように本当に短い一生ですね。
I come on Monday.
It is my first day.
I fly on Tuesday.
It is my second day.
I play on Wednesday.
It is my third day.
I sing on Thursday.
It is my fourth day.
I date on Friday.
It is my fifth day.
I sleep on Saturday.
It is my sixth day.
I go on Sunday.
It is my seventh day.
Oh, it is my last day.