頭の中。

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友人関係の相談における社会的交換理論視点の考察。

2008-04-21 20:22:21 | Weblog
人に相談するてことはすんごい大切なことだと思います。そう思ってます。
自己物語を語ることにより、トラウマから抜け出せたり、精神的に救われることはよく言われています。


話し手は聞いてもらうことにより、報酬を得ます。
では、聴き手にとっての報酬はなんだろう、と考えると微妙な感じがします。

時間の拘束、精神的負担を背負ったりとぱっとひらめく限り報酬ねーじゃん、て感じです。


話し手にとっても報酬だけじゃなく、リスクが生じると思います。自分の弱み、悩みを他人に話すことはリスクでもあると思います、はい。


お互いにリスクが生じるこの「相談」が何故成り立っのか。
プロのカウンセラーはお金をもらえます。クライアントは秘密厳守という条件が整った中で話しができます。
成り立ってますねぇ。


友人間の相談はこれが成り立ちません。金もらう訳にもいかないし、絶対秘密にしてもらえる保証もないっていう…

私は信頼関係で成り立ってると思います。今まで培ってきた関係がとりあえずリスクを帳消しにしてくれてるのでは、と。

いくら関係が築けていても、やはり聴き手にはリスクが大きい。じゃぁ何で話しを聞くのか。たぶん「未来の報酬」を考えているからなんでしょうね。いわゆる投資です。

「未来の報酬」が期待できない場合、人はきっと親身になって相談聞きません。どんなにきれいごとを言っても所詮、利害関係で物事判断していくでしょうから。

話し手にとっても「未来の報酬」は大切です。報酬を得られる関係を切ってしまうのはかなりの損です。
「未来の報酬」を得るために、話し手だった人は関係を深くしたいと感じ、投資をします。なんか行動を起こします。
行動については具体的に書きません。


信頼関係を築くのはすごく難しいのに、壊れるのは一瞬です。親しき仲にも礼儀あり、とはよく言ったもので。

私は社会心理学の中で、社会的交換理論が一番腑に落ちるので好きです。ラブです。
投資と報酬のバランスは大切です。ご利用は計画的にです。