直木賞が発表されましたねぇ。
今年は6回目の正直で東野圭吾氏が「容疑者Xの献身」で受賞いたしました。
昨年の「このミス」などミステリーの批評本(と言っていいのかな?)でも三完達成していたので
ちょっと読んでみっかーと近所のヨーカ堂で購入してきました。
受賞直後だったので売り切れは覚悟していたのですが
店員さんに聞いたらすんなり出してきてくれました。
んで、感想なんですけど。「あぁ~そうきたか~」が第一声。
以下完全にネタバレですので、未読の方は読んではダメよ
一応スクロールさせるようにしておいた方が良いかな。
これくらいで良い?
読んでいるときに「なんで犯行の日付がはっきりしないんだ?」と思っていたんです。
石神サイドの視点では犯行年月日がわからないようにしているのにはわかっていたの。
でもなんか気になるなーくらいで、発見された死体は髪の毛でDNA鑑定してある
っていうし、死体の入れ替えトリックにはまったく気がつかなかったんですよ。
花岡美里が富樫の手を押さえたときの圧迫痕はどうしたのかなー?
って思っていたのにわからなかったのが「んーやられたー」って感じでした。
実際には替え玉に使われた「技師」に前科があったらそこからばれるでしょうけど
さすがは「このミス」1位になるだけあって良くできてました
読後のビックリ度は「葉桜の頃に君を思うということ」には負けるけど
読んで良かった一冊でございました。
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