『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

手紙の効果

2010-03-16 | Weblog
この冬、久々に手紙とやらを書いてみた。

この1年を振り返った思い思いの気持ちを込めて。
3枚で済ますぞ!と思っていたら
5枚も書いていた。

300人に同じ内容を送ったのだけれど
封筒の裏には、手書きでメッセージを添えてみた。

1周年なんでお店来てね♪
の販売促進的な宣伝の効果を期待して
狙った手紙だった。
いわゆる、DM。
いつも目にするそれとは違うのは
活字が多いこと、
一生懸命書いたから。

もちろん、その手紙をもってお店に来てくれた方
多数いた。
久々に会った方もいた。
封筒代とコピー代と郵送代、
ざっと、計算なんて、わけない。
費用対効果?算出なんてわけない。

DM配布して、どれだけの効果があったか
自分は会社勤めのとき
そんなことばっかり気にしてきた。
もちろん、会社のお金を使うわけだから
効果の見込みがないと
ハンコはもらえない。
いい写真をのせよう。いい紙を使おう。
いいデザインで作ろう。

今、ボクが思うのは
今までやってきたそれとは
まったく、効果が違ったことだ。

手紙、読みました。
ありがとう。
手紙、読みました。
よくがんばったね。
手紙、読みました。
自分がくじけそうなとき
また読み返します。
手紙、読みました。
離れてるけど
ずっと応援しています。

通常のDMで
こんなリアクション
期待できますか。

お金をかければ、いいものを作り上げて
たくさんのヒトに届けることができて
その分、効果もあるでしょう。
商売として、大事なこと。

でも、やっぱり
自分らしいことをしたかった。
そして
自分でできる範囲のことをした。
(300枚は、許容範囲越えてたけど・・・)

来店促進につながることも
とても有効な手段だと思ったけど
それ以上に返ってきたのは

心のこもった言葉たち。

手書きのハガキで返事をくれた
ヒトがいた。
自分の5枚を越える枚数の
手紙をくれたヒトがいた。

***
来年、どうしようか、まだわからない。
でも、どうせこの1年
苦労するの、目に見えてるから
まる2周年、無事、迎えれそうなら
また、ニタニタしながら
書いてみようかな。
400枚?500枚?
顧客が増えるのはいいこと。

ツイッターは、今を記録しないところがいい。
瞬間瞬間で、とてもいい。
そして、手紙は、今を、過去を、記録として
残してくれるところが、とてもいい。
あわよくば、記憶として
そのヒトの頭に刻まれれば、なおいい。

店が大きくても小さくても
大事にしないといけないものを
ひとつ。
点です、点。

点が線となり輪になります。

今日届いた、とある手紙で
思いました。

気持ちこもった手紙は、読んでるほうも
いい刺激になる。
そこにヒトは集まる。

しっかり、点に届く、メッセージを。

ちなみに、
ひとりでも爆笑してくれたら恩の字!
と思いながら、最近、ツイッター
ぶつぶついってます。
スルーされてる気持ちが快感。

偶然、昨日のこの日記の閲覧者数300。
点に届く、笑いと感動を。