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たわ言、泣き言、独り言 時々新刊案内

溜息の出るような切ないSF短編が読みたい

他の人に自慢できるほど小説を読んできてはいないのですが、その少ない読書歴の中で、好き作品をあげてみると、全部SFになってしまいます。

【光瀬龍】
オーロラの消えぬ間に
喪われた都市の記録

【神林長平】
あなたの魂に安らぎあれ
完璧な涙
太陽の汗
戦闘妖精・雪風

【水見稜】
マインド・イーター

この中でも「オーロラの消えぬ間に」は、わたしにとってバイブル的作品です。
このブログで読書感想文も書きました。

読書感想文「オーロラの消えぬ間に」

この作品は連作短編です。
広大な銀河を巨大な宇宙船を駆って一人旅する女性。
彼女が巡り会うものは、宇宙に進出し、そして衰退していった、人類の栄光の亡骸でした。
著者独特の無常観が、通奏低音のように物語の背景に流れています。
現在は古書しか流通していませんが、もし機会がありましたら、読んでみてください。

ああ、溜息の出るような切ないSF短編が読みたい。
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