この三冊借りて読んでいます。
近くの平和公園資料館の隣にある国際会議場1階の
国際交流ラウンジの図書コーナーがわたしの屋外での
第1書斎(第2は県立美術館図書室です)。
人が少なく、静かな場所。
時間があれば、ここで本読んだり、書き物をしたり
ネットしたりです。
日本を紹介した洋書がほとんどですが海外の方の資料室なので
日本語に関する本、広島に関する本も揃っています。
ここができたのは、もう20年前です。
以前は上の階の狭い場所でした。
ここが出来たとき、わたしが本屋の時代に選書し
納めた本がベースです。
英語は苦手ですが、ここには海外の人がよく来るので
いつの間にか友達になり笑顔で単語を並べて話しています。
なんとか通じるものですね。
この三冊は、昨日、借りた本です。
「広島県の不思議事典」新人物往来社刊
今まで知らなかった広島県の特色や魅力がつまった事典である。
歴史・考古・人物・宗教・文学・地理・民俗・産業・自然と
分けられていて各専門の方が、わかり易く解説されている。
たとえば「大石内蔵助の遺児は広島藩士になった」
「なぜ三島由紀夫文庫が広島にあるか」など。
「英語がペラペラになりました」木内麗子著 メディアファクトリー刊
かわいい漫画で木内さんがロンドン暮らしをしたおもしろく書いた本。
単語力も文法も自信のない彼女が同じ立場の各国の留学生から英語を
学んだこととは、ボディランゲージや母国語を交えながら
イギリス人とコミュニケーションしている姿に「それでいいんだ」
と勇気付けられたこと。
教科書では「不正解」でもコミュニケーションでは「正解」。
大事なのは相手に伝えようとする心、そしてそれをどんな形でも
「伝えるんだ!」と自信をもって接すること。
彼女の英会話奮闘記である。
「お公家さんの日本語」堀井令以知著 グラフ社刊
NHK大河ドラマファンであるわたしは、そこでたびたび聞こえる
公家言葉に興味があった。著者堀井氏は、この大河ドラマの
御所言葉指導者である。わたしたちの普段の会話にも
数多くの公家言葉が使われている。
水→おひや すまし汁→おつゆ こたつ→おこた おしめ→おむつ
では
箸→おみはし 帯→おもじ、おみおび
豆腐→かべ、おかべ、かべしろもの
酒→おっこん、ささ 魚→おまな お父さん→おもうさん
お母さん→おたあさん
おもしろいでしょ。
江戸時代は、女性の教養言葉として用いられたとのこと。
世の女性も学んでいただきたいと思いました。
おもしろい本は、やはり紙がいいなあ。
本の姿が内容を語っています。
がんばって読もう。返却日は28日です。
みなさんも利用してみてください。