金閣寺・龍安寺・仁和寺
三つの世界遺産が
同じ道~きぬかけの路~沿いに並んでいる中
仁和寺は不思議と人が少なく居心地のいいお寺です。
仁王門(京都三大門のひとつ)
仁和4年(888年)宇多天皇によって建立されました。
譲位ののち出家されて 仁和寺に室(僧坊)を営み
初代住職となりました。
仁和寺は「御室(おむろ)御所」と呼ばれました。
その後 歴代の皇族が門跡(住職)を務められ
門跡寺院の筆頭として絶大な力を誇ってきました。
宸殿の南庭はさながら御所のようです。
白川砂 を敷きつめた
簡素で美しい南庭。
回廊からの紅葉の眺めも綺麗です。
池を配した晴れやかな北庭
静かな佇まいの御殿と
対照的な二つの庭園…
王朝の雅を今に偲ばせます。
京都一人旅の数は私よりはるかに多い
京都好きの実妹がお気に入りの仁和寺
この場所にぼ~っと座って眺める
静かな雪景色が一番のお気に入りだそうです♪
国宝「金堂」
家光の時代に京都御所の
紫宸殿(御所で最も格式の高い建物)を移築したもので
本尊阿弥陀三尊が安置されています。
仁和寺にはもう一つの顔があります。
それは真言宗の寺として平安朝のころから
厳しい修行が行われていること。
五重塔の内部には
真言密教の神髄が秘められています。
朝夕のお勤めの声明の調べが
観音堂から境内に
低く響き渡るのでしょうか…。
御所の風格と密教の厳しさの
二つを併せ持つ仁和寺の
穏やかな晩秋の紅葉です。
「仁和寺にある法師」でも有名な
徒然草の作者 吉田兼好の庵は
仁和寺の近くにあり
よくここを訪れていたそうです。
勅使門の前の枝垂桜
仁和寺で有名な「御室桜(おむろざくら)」は
京都で最後に満開になる
遅咲きの桜です。
観音堂と御室桜
低木で可愛らしい「御室桜」は
江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれて
数多くの和歌に詠われています。
花盛り 御室の路の 人通り
目を閉じると
暖かい春の陽気と
咲き誇る御室桜
お花見でにぎわう境内…。
今も昔も変わりませんね^^
いつも早く目が覚めると勿体ない気がするのですが
今日は早起きして良かった~って思いました。
珍しい時間帯の投稿ですが、夕顔さんも早起きされたのでしょうか?
仁和寺・・・名前をよく聞くとっても有名なお寺さんですが、まだ行ったことがありません。
五重塔っててっきり東寺や清水寺ぐらいかなって思ってましたが、まだ他にもあったんですね。
京都府民なのにまったく知識がないので恥ずかしい限りです。
他の人でごった返してる場所と違って静かな感じもいいですね。
お写真もそうですが、夕顔さんの素敵なコメントが入ると、洗練された素敵な旅のエッセイになるから不思議です。
公式のH/Pや市販されてるガイドブックを読んでも中々行きたいとは思いませんが
今回の夕顔さんのブログを拝見して初めて仁和寺に行きたいと思いました。
いいこと思いつきました♪
今度行った時に、夕顔さんのブログを拝見しながら同じ場所に立ったり
妹さん(境内を眺めてる感じが素敵ですね。)が座ってる場所に座って同じ風景を眺めてみようと思います。
次はどこを紹介していただけるのでしょうか?
とっても楽しみにしてますね(^^)
仁和寺、888年建立、1000年以上も前に、こんなに荘厳で華麗なお寺が有ったことに、驚きます。
妹さんがお好きな景色、見ていたい景色なの分かりますね。
勿論、他に見学者は、いらっしゃるんでしょうけど、それを感じさせない静かな雰囲気が伝わります。
Yasuさんが言われているように、
夕顔のコメントが入ると、紹介しているお写真に、伝えたい気持ちが入るのが、
毎回ながらに、見ていて楽しいです。
次回を楽しみにしています。
今回はポエムではなくフォトエッセイですね。
枯山水の龍安寺、金閣寺にも枯山水の庭園がありますが、仁和寺には池もあり言わゆる枯山水庭園の寺というより、寺全体が枯山水の元みたいな感じです。
しかし夕顔さんの見識は、単に知識を文にしたとは思えません。 夕顔さん自身の感性、アート感が伺えます。
真言密教・・・宇宙観とも思えます。
枯山水などは、数学的緻密さえも、アートと数学と逆な関係の様ですが。
一瞬の中に永遠を見る。
無のようでsあるが、縁の触れ時に触れ表れる内するエナルギー、そんなのを感じ取れる夕顔さんでは・・・。
いい加減な私には無理ですが・・・。
今度はどちらの記事を拝見できるかと思っていたら仁和寺でしたか。
さすが、通ですね(^-^)
私も数年前に行ったことがありますが、真夏だったので風情が全然違います。
やはり京の紅葉が残るこの季節はしっとり落ち着きますね。
もちろん、夕顔さんの素敵なエッセイあってこそ。
前のお三方のコメントに尽きます。
続きも待ってますね〜♪
Yasuさんより早く拝見してたのですが、二度寝してしまい、コメント先越されてしまいました。
藪漕ぎより断然御所や仁和寺の方がいいですね!
皆さんが、夕顔さんのお部屋にぴったりのコメントされてるので、片付け一休みの時に何度か覗かせてもらってたのですが、足跡残す勇気がありませんでした。
京都は本当に余り行ってませんので(元々忙しさにかまけた出不精もありますが)
素敵な、上品な町だな位しか知りません。
落ち着いた中にきらびやかさが、夕顔さんの的を得たコメントで伝わってきますね。
なつみかんさんの藪こぎよりずっとましのコメントで、足跡残せるのは今だって清水の舞台から飛び降りる気持ちで足跡残しますね。
なつみかんさんの藪こぎは私は、大好きよ♪
見てくれるかな?
素敵なコメントは皆さんにお任せで、ごめんなさいm(__)m
やっと、落ち着きました♪
仁和寺といえば「御室桜」の咲く頃5重の塔と撮るのに悪戦苦闘
人が多くて
雪の降る時も好いのですね
1度行って見ます
素晴らしいです。
今年の春、桜のころ京都へ行ったんですけど、知識不足、準備不足でもったいなかったな、、、、と再認識させられましたがな。
でも、夕顔さんの記事を見て、もったいなかった分も取り返した気分です。
フツーのコメントで品格落としましたね・・・
すかさずしいちゃんが来てくださったので、笑えました。
夕顔さんに対抗しようなんて、これっぽっちも思っていないので、これからも藪漕ぎ頑張ります!
(といっても、冬は堤防も丸刈りですが・・・)
夕顔さん、こちらをお借りしてすみませんm_ _m
そこで大学に入ってから、宿坊に泊まりに行きました。本来それほど混まないお寺だと思いますが、観光客のいない夕方の時間にお寺さんに入ることができ、お勤めも見学(参加可能)できました。(ネットを見ると今も宿坊やっていますね。)
このお寺は本当にスケールが大きく、庭がせせこましくなく山へと続いているので、田舎から出てきた私としては、他のお寺よりも好きでした。なにより白砂のすがすがしさが素敵でした。
今回の夕顔さんの記事を見て、また泊りに行きたくなりました。