夕顔のスケッチブック

~やさしい気持ちなれる風景をみつけに行こう~

錦市場の伊藤若冲のシャッターアート~早朝の京都散歩②

2024年12月05日 | 京都の旅

 

 

早朝の錦市場

……

兼ねてから見たかった

伊藤若冲シャッターアートを見に

開店前の錦市場を歩きました

 

 

 

 

かつて若冲さんの生家があり

家業の青物問屋「枡源」(ますげん)

を営んだ錦小路通りには

 

 

 

 

若冲さんの代表作の数々が

各店舗のシャッターに描かれています

 

 

 

 

絵画の道に進むため

弟に家督を譲ったのですが

錦市場の突然の営業停止騒動では

若冲さんが中心となり

三年の歳月をかけて存続させました

 

 

 

 

若冲さんが命がけで守った錦市場に

リスペクトの意味も含めて

その作品がシャッターアートとして

描かれているのですね

 

 

 

 

2016年の若冲さんの生誕300年を記念して

原画を用いた特殊フィルムを

シャッターに貼り付けて

シャッターアートが誕生したそうです

 

 

 

 

見たかった絵が何点か無かったのは…きっと

もっと朝早くからシャッターを上げて

開店準備をしていた鮮魚店等の

店だったのかなぁ~…残念

次回は閉店後に行ってみようかな

 

 

 

 

京の台所「錦市場」の旬の食材と

京の名水「錦の水」で作られた

京料理を味わえる名店も知りました

 

 

 

 

細い路地奥の店は

市場の喧噪を忘れさせる

心落ち着く隠れ家だとか…

次回の楽しみになりました

 

 

 

 

見上げると

色鮮やかな若冲さんの作品が

沢山のタペストリーになって

アーケードを華やかにしています

 

 

 

 

新京極通りに突き当たると

そこは有名な錦天満宮

 

 

 

 

この神社にこんこんと湧き出る水は

「錦の社の御神水」

 

 

 

 

かつて魚市場から始まった

400年前から現在まで

錦市場を守っている名水です