夕顔のスケッチブック

~やさしい気持ちなれる風景をみつけに行こう~

ビードロ美術館 第二部~雲仙フォトブック ③

2020年07月29日 | 雲仙の旅

[鹿文蓋付大ゴブレット] H45  W15.5cm チェコ・ボヘミア

館内はご許可いただき撮影しています

 

 

カーテン越しに

優しく光が差し込む窓辺には

 

 

 

 

 

 

ボヘミアグラスの大きなゴブレットが

美しさを競うように並んでいます

 

 

 

 

 

 

優美で繊細

その美しさは ため息ものです

 

 

 

[エミール・ガレの香水瓶]

 

 

館内には 古伊万里や漆器

現代ガラスの芸術家の作品も

常設展示されています

 

 

 

 

 

 

 

エントランスの脇の

サイドテーブルの上に

古いタイプライターが置いてあって

サミュエル・ウルマンの詩が

タイプされていました

 

 

 

 

 

 

若さとは

人生のある時期のことではなく

心のあり方のことだ

 

 

 

 

 

(中略)

人は歳月を重ねたから

老いるのではない

理想を失うときに

老いるのである

 

「青春の腑」サミュエル・ウルマン

 

 

 

 

 

 

館内には

文学的なセンスも伺えて

作品のイメージが膨らみます

 

 

 

[海の底から見る光]

 

長くヴェネチアに在住し

感性豊かな作品を世にだしてきた植木寛子の

ガラスの靴シリーズの最高傑作

 

 

 

[Horizon]

 

1960年代のアメリカで始まった

スタジオガラス運動の先駆者

リベンスキーとブストヴァの代表作

刻々と変化する陽の光を内包して輝きます

 

 

 

 

 

 

「雲仙モダン展」では

外国人の避暑地として賑わった当時を物語る

雲仙の姿が紹介されました

 

 

 

 

 

 

雲仙観光ホテルでの

晩餐会のテーブルセッティングが

当時のまま再現されていて

素晴らしい企画展でした

 

 

 

 

 

 

 

今回

私がご紹介出来たのは

この美術館の魅力のほんの一部です

機会があれば是非訪ねてみてください

 

 

 

 

 

 

一階はガラス製品の

ショップになっていて

 

 

 

 

 

 

目移りするものが

たくさんある中で

 

 

 

 

 

 

お土産に選んだのは

小さな香水瓶です

 

 

 

 

 

 

ランプの光の展示室で出会った

いにしえの女性たちの影響でしょうか^^

 

 

 

 

 

 

余韻に浸りながら

寄り道をして宿に帰ります

 

 

 

 

 

 

もうすぐ8月…

 

 

 

 

 

 

避暑地 雲仙の

 

 

 

 

 

一番好きな季節がやってきます