過去写真からです。
ゴールデンウィークと言えば
例年信州に飛んで行って安曇野を拠点に
「 日本の美しい村 」 各所の桜を巡っていました。
締めはこのところ白馬であづさ号を追っかけていましたね。
五月はまだまだ山に雪が残っていて
花がなにもかもいっせいに咲き出すのですね。
冠雪のアルプスを背景にあづさ号が走る様が
ずっと私の憧れの風景でした。
私がお世話になった信州のKさんという方が
いつかあづさ号について書かれていました。
春になると卒業して塩尻駅から
おそらくは東京方面へと旅立つ子供たちの乗る電車が
ひと目で見渡せる場所があって
その白くて長い車両を見送りながら
自分はリタイヤして晩年に入るが
夢や希望にあふれた君たちを見送ろう。
いろいろあるだろうが頑張れよ・・・と
確かこんな内容だったと思います。
慈愛に溢れた深い眼差しが浮かんでくるようです。
今は大好きだった白い車両は変わってしまいましたが
写真に残せているだけ幸いです。
白馬であづさ号を追っかける・・・
ワクワクするようなゴールデンウィークのひとコマでしたね。