めちゃくちゃお久しぶりです……。。
一昨年の年末に母上様が旅立ってから、父上様との二人暮しをなごやかに続けておりました。
健康オタクで、食生活にも気をつけていた父上様ですが、先日、体調不良が続いていた為、膝の手術を受けた都内の大学病院の内科を受診しました。
「胃のあたりが痛む」というのが主訴だった為、消化器内科を受診したのですが、診察して頂いたところ、胃ではない、もっと他の臓器に問題がある可能性の方が高い、という先生の見立てで、まるで健診の如く、様々な検査を受けました。
胸やお腹のCTやレントゲン、採血等を受けたところ、何と両肺に胸水が溜まっている事が分かり、その原因を調べるため心電図の検査を受けたところ………。
私は心電図の検査が終わるのを検査室の近くで待っていたのですが、何やら騒がしくなってきて、何が起きたのかと思っていたら、何と父上様、「徐脈」とかなり酷い不整脈を起こしている事が判明し、急遽、車いすに乗せられて、そのまま救急処置室へ入りました。
看護師さんに、処置室の前で待機するように言われ、不安な気持ちと驚きで待っていたところ、最初に診てくださった消化器内科の先生が出てきて、ひどい徐脈を起こしていて、心不全状態のため、緊急入院になる事、循環器内科の先生に引き継いだ事を聞きました。
それからまたしばらく処置室の前で待っていたら、今度は中に通されて、循環器の先生からお話があり、「房室ブロック」を起こしている事、正常であれば一分間に60回ある脈拍が、36しか無いこと、とにかく早い処置が必要な事、その為、首から入れる「一時的な」ペースメーカーが必要な事、カテーテル検査も必要な事を聞き、もう何が何やら。
その間、様々な機械に囲まれた父上様は当たり前ですがものすごく不安そうな表情をしていました。
私の頭の中もこんがらがって、とにかく検査や一時的な手術の同意書にサインをたくさんしました。
その後、私は入院の手続きに、父上様はカテーテル検査に向かい、病棟のデイルームで、カテーテル検査が終わって父上様が病室に入るのを待っていました。
程なくして、看護師さんから呼ばれ、カテーテル検査が無事に終わり、本人も病室に入ったとの事で、やっと父上様と話せる状況になりました。
様々な機械と管に繋がれた父上様は、パッと見では顔色も悪くないのですが、そこへ担当になった循環器の先生が説明に来てくださり、入院中に行う処置について話してくださいました。
何とカテーテル検査の結果、狭心症も起こしている事が分かった為、ペースメーカーを入れる手術を受けた後、後日今度は詰まりかけている細い血管を広げる処置が必要、という事で………。
………と、ここまでダーッと書きましたが、まさか心臓だったとは想像もしていなかったため、私も父上様も、何がなにやら??と言った感じで、あとはもう、先生にお任せします、という気持ちで、一度私は帰路に着きました。
緊急入院したのが5月1日。
今のところ、父上様は特に容態が変わる事無く過ごしているようで、来週の水曜日にペースメーカーを入れる手術を受ける予定です。
どうか、全て無事に終わりますように。
父上様が無事に家に帰ってくる事が出来ますように。
慣れない入院生活にすったもんだしながら、不安な日々を過ごしている最近です。