ゆっきの釣り紀行

道南を中心とした魚との出来事

1996年の思い出と追憶

2011年08月10日 16時23分24秒 | 日記

最近、夜にタイイングしている時に古い話になるが自分がフライフィッシングと出会った頃の事を思い出す。

もう今から22年も前になる。自分の当時の釣りはもっぱらルアーフィッシングに夢中になりよくルアー商品を見に

あちこちの釣り具屋さんに通っていた。もともと小学生の頃から釣りに興味があり当時TVで放送していた釣りキチ三平を

楽しみにしていた。釣りでもやはり川の魚に興味があり竹竿で近所の川でウグイやフナ(現在はいません)を釣って楽しんでいました。

昔は川も綺麗で川エビや川カジカなど、今ではほとんど見られない生物が多数生存していました。残念ながら現在はいません。

ある日、近くの川で釣りをしている時に初めてヤマメが泳いでいるのを見ました。幼いながらもかなりの感動を今でも覚えています。

これが自分にとってトラウトフィッシングの原点だと言っていいでしょう。幼い頃の話は終わりとして、22年前の春頃だと思いますまだ

雪白が出ていたのを覚えてますから、道南のあるダム下でルアーロッドを持って釣りに行った際に人生初のフライフィッシングを見ました。

釣りキチ三平や本などで見た事はありましたが実物を見たのが初めてで感動したのを覚えてます。(かなりカッコ良く見えました)

自分には釣りの中でもトップクラスの釣りで今で言うセレブな釣りに見えました。それから次の週くらいにまた同じ場所へ行った時に

雪解けでぬかるんだ場所で動けなくなっている車が居て、後ろを押して手伝った人から数日後に連絡が来てお礼にとその人が使い込んだ

フライロッドとケーキを持って来てくれたのです。このフライロッドで練習してフライやればいいのと言って帰って行きました。

これが自分のフライフィッシングを始める第一歩となった訳です。それから当時行きつけだった釣り屋さんのおじさんに安いフライリールに

ラインを巻いてもらい休みのたびに川へ出かけ、買ったフライを付けて練習と釣りをしていたのを覚えてます。(魚はまったく釣れません)

まずキャスティングが適当でリーダーは結び目だらけ、本当にフライフィッシングって釣れるのかとよく疑問を持っていました。

ある休みの日いつもの場所で釣りと言うより練習をしていたら、一人のフライフィッシャーが釣りに来ていてキャスティングを教えてくれました。

すごくイイ人でおまけにフライも10個位もらいました。それからしばらくの間もらったロッド(#6)でキャスティングは少しできるも今思えば

ドラグだらけで魚は釣れず断念する始末。それでもまぐれで小さなヤマメを釣って感動したのを覚えてます。小さなヤマメ釣りに#6ロッド

当時は対象魚に合わせてのシステムも分からなく釣れれば満足していました。それから数年がたちフライに関するノウハウや情報で

釣れる魚(対象魚)に対してのシステムがようやく確立できました。ある程度釣れてくればイイ物が欲しくなるのが人間で当時高価な

フライ製品を扱っていたショップに行きカッコイイカタログをもらいました。それがSAGEの1996のカタログです。

表紙の絵がお気に入りで今でも大切に持っています。これが自分にとってSAGEロッドとの出会いでした。

SAGE 1996 CATALOG この表紙のデザイナーはイラストで有名なJACK UNRUHが手掛けたそうです。

当時、自分もこのカタログに載っている690 RPL+を購入しました。初めて手にしたSAGEロッドの1本目。

当時のカタログを見ていると自分がフライフィッシングに夢中になっていた頃の事を思い出します。

さあ今週末からお盆休みに突入です。イイ魚との出会いがありますように。


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