凡庸なる教師の独り言

Twitterの代わり

2022/02/01 2135

2022-02-01 22:01:00 | 日記



コロナ感染が不安で
学校を欠席しながらも授業は受けたいという子どもがいる。
勉強したいです、とのこと。
すばらしい。
特別支援学級にも、そのような子どもはいる。

なので授業を中継している。

もちろん教室には
登校している子どももいる。

学校に来ている子どもも
休んでいる子どもも
同じ授業を受けている、
というわけだ。

自分で授業をやってみて、
また、他の先生が中継授業しているのを見て、
ひとつ感じたことがある。


どうしても
中継先の子どもが気になって
タブレットをのぞき込んでしまう。


これはおそらく
授業者として
相手に伝わっているかどうかや、
中継先の子どもの表情がよくわからないこと、
本来の授業のやり方ではない
もどかしさ等があるためかと思う。

授業中、ハッと気づいた。

タブレットばかり気にして
教室にいる子どもの存在を気にしていない自分に。

リモート授業…なかなか難しい。

そこで思い直した。

そもそも子どもにとって
リモート授業が
教室での授業より
分かりやすくなることはないと思う。

いま、この教室にいる子どもに授業をする。
それを中継する…という感覚が良いのかもしれない。

もちろん中継先の子どもを無視するわけではない。

ただ、中継授業に力を入れると
教室の子どもが手持ち無沙汰になってしまうのだ。

だから時折、中継先の子どもを気にしながらも、メインは教室授業。

うん、これだな。

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