日日火水木土土

「月月火水木金金」ではない
怠け者の絵日記、photo日記。

6月の暑い日曜日

2007-06-04 | ひとりごと

3日は暑い日だった。
父親と小学1年生くらいの女の子が
どこかへ遊びにいくのか、駅の階段を上っていた。
すでに女の子は、暑さで疲れたのか暑い暑いと言っていたようだ。
それに答えた父親が、
「暑いと思うから、よけいに暑くなるんだよ。
暑いと思わなければ、我慢できるから」と言いきかせていた。
いや、はやなんとも強引な。
「暑いものは、暑いんじゃ」と言いたくなってしまった。
これだから、親の論理は子どもに受け入れられないんだよ。
などとよしなしごとを考えながら、
その二人を抜き去り、改札へと向かった。
そのとき、子どもがまだ小さかった頃、
このような場面でわたしは子どもたちに、
「夏が暑いのはあたりまえだ。
暑いと言ってもどうにもなりはしない」
と言っていたのを思い出した。
いやはや、これもなかなかすごいものだ。
しかしここには、無為自然の深い考えが込められて……。
大人になった娘の、「はいはいはいはいはい」という声が聞こえてきそうだ。

しかし、どちらの親の反応が、無体なものであろうか。


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